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小学1年~6年の児童が農作物を調理して食べる取組等を紹介、食育プレスツアー (2009年02月19日)

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内閣府の共生社会政策統括官は、国民運動の推進として「食育プレスツアー」を実施しました。今回はその報告が写真付きで紹介されています。

「食育プレスツアー」とは、マスコミの人々に対して食育推進のための取組について現場を見て体験してもらう機会を提供するもので、平成21年1月30日におこなわれました。当日は、新聞、雑誌など、10社(11名)の参加がありました。

今回は、「子どもたちへの食育」をテーマとして、<1>鳩々谷市立辻小学校、<2>足立区を訪れた様子が紹介されています。鳩々谷市立辻小学校では、「食」に関する指導の全体計画を作成し、校内に設置した食育推進委員会が中心となって食に関する指導を行っているそうです。

また、生きた教材として農作物を活用するために、1年から6年までのすべての子どもたちが野菜などの作物を育てて、調理して食べる取組も行われています。この取組によって、同校の子どもたちは食べ物をいただくことに対する感謝の気落ちが養われ、給食の食べ残しも少なくなるという効果があったとのことです。

この他にも、外部の専門家がゲストティーチャーとして授業に参加したり、本物の牛と触れ合って乳しぼりを体験する「わくわくモーモースクール」を実施するなどさまざまな取組をおこなっています。

現在、足立区では最優先事項として、「子ども施策3カ年重点プロジェクト推進事業」に取り組んでいるそうです。その3つの重点目標の一つとして「基本的な生活リズムを身につける」を目標とし、「早寝・早起き・朝ごはん推進事業」が実施されています。

足立区では子どもたちが食に関心を持ちはじめたことによって、給食の食べ残しが少なくなるという効果があったそうですから、ほかの自治体もぜひ色々な取組を実践していってほしいものですね。また、地域での取組がまだあまり活発でない地区でも、家庭や学校単位で工夫をして食育をおこなっていくことが大切でしょう。

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食育プレスツアーを実施しました。



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投稿者 kksblog : 2009年02月19日 20:46


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