KKSブログ: 小・中・高校向け授業支援システム『ニンテンドーDS教室』を新開発

任天堂株式会社は、ニンテンドーDS（DS、DS Lite、DSi）を活用した小・中・高等学校向け授業支援システム『ニンテンドーDS教室』を新たに開発し、シャープシステムプロダクト株式会社が、このシステムの販売をおこなっていくことを明らかにしました。

任天堂は、ゲーム作りの基本となっている使いやすさのノウハウを活用し、より使い勝手のよいシステムとして『ニンテンドーDS教室』を開発・提供することにしたそうです。

一方で、シャープシステムプロダクトは、小中学校での教育システムの構築に実績があり、今回任天堂が開発したシステムを活用し、教材コンテンツの作成と、システムの販売・設置・サポートをしていくことになっています。

今回展開する『ニンテンドーDS教室』は、従来の独立した教育用パッケージソフトとは異なり、教師用パソコンと生徒用ニンテンドーDSを無線 LAN（Wi-Fi）で接続し、教師と生徒がインタラクティブに授業をすすめることが可能だそうです。

たとえば、教師が与えた問題に対して、生徒から順次返ってくる解答を一覧で確認できるなど、学習の進捗状況を把握できるようになっています。また、シャープシステムプロダクトが提供するコンテンツに加え、教師が簡単な操作で独自コンテンツを作成し、活用する事も可能です。

このシステムは、来年度からの導入予定となっているそうですから、これからの動きに期待がかかりますね。ニンテンドーDSを上手に教育に取り入れることができれば、勉強好きになってくれる子どもが少しずつ増えてくる可能性もあるのではないでしょうか。

教育家庭新聞社
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