教育家庭新聞社
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「体調不良」が特に多かったのは小学校受験で、約3分の1が回答しています。年齢的に自分で体調管理をするのが難しいことや、極度に緊張してしまうということも考えられます。「天候不良」も全ての受験で多く、中学受験では「体調不良」より多く単独トップでした。1月・2月という時季、さけられないことではありますが、受験にはお守りだけでなくてるてるぼうずも必要かもしれませんね。

大学・短大受験では「道に迷った・乗り物間違い」が多くなっています。小学校から高校までは自宅から通える、地元の学校に行く子どもが多いですが、大学では自宅から距離があったり、全く初めての土地ということもあるからでしょう。遠方であれば下見の機会も限られているし、特に大都市圏の交通網は複雑ですから綿密な下調べをしておくのがいいでしょうね。

高校受験、大学・短大受験では保護者が付き添うことも少なくなっているでしょうが、入試当日に携帯電話を持たせた人は、大学・短大受験で多くなっていました。高校受験で持たせなかった人は「受ける学校の規定で持ち込み禁止となっていたから」という理由が多いようです。一方持たせた理由は「緊急時の連絡のため」がほとんどですが、マナーモードの設定し忘れなどのトラブルの原因にもなっており、持たせる際には注意が必要です。

この他、「持ち物チェックに親が立ち会おう」「切符売り場で並ばないようICカードを」など、「なるほど！」と思えるような経験者ならではのアドバイスが寄せられていました。受験は本人の問題ではありますが、ナーバスになったり慌てたりしがちな受験生には、家族の支えが大切ですね。

回答者の5分の1は体調不良!? 受験当日のハプニング【Benesse（ベネッセ）教育情報サイト】