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繰り返し運動の上達には、「時々目を使う」のがコツ!~情報通信研究機構 (2012年01月27日)

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「繰り返し運動の上達には、「時々目を使う」のがコツ!」というのは、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)、国立大学法人東京大学大学院 教育学研究科及び、株式会社 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が、このたび、明らかにした内容です。

明らかにされた内容は、視覚的情報に基づいてリズミカルな反復運動(周期運動)を学習する場合、運動の視覚的情報を常に与えられるよりも、数サイクルに1回だけ与えられる方が、むしろ学習の到達度(上手さ)が向上する、ということです。

これは、絶え間なく与えられる運動の視覚的情報が、脳にとって、運動の学習を促進するどころか、かえって阻害するように働いてしまうという、周期運動の学習に特有の運動情報処理機構によるためです。

直観に反することとなりますが、繰り返し運動を上手く学習するコツは、「たまに目を閉じるなどして、運動の視覚的情報を受け取り過ぎないこと」である、ということです。

実験の結果により、実際の運動と目標の運動との間のずれの情報、つまり「運動誤差情報」が、次のサイクルだけでなく、更にその次のサイクル及びそれ以降の運動指令の修正にも影響を与えており、しかも、その影響は、学習を促進するどころか、かえって阻害するように働いていることが明らかになりました。

なお、この成果は、米国神経科学学会誌 『The Journal of Neurosciencs』(ニューロサイエンス)』2012年1月11日号に掲載されました。

記憶することについてのコツは、記憶するのが苦手な人にとっては、朗報となるかもしれませんね。

繰り返し運動の上達には、“時々”目を使うのがコツ! | NICT-独立行政法人 情報通信研究機構



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投稿者 kksblog : 2012年01月27日 14:41


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