教育家庭新聞社
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従来は、「男の色」として、「青」や「緑」、「女の色」として「赤」や「桃色」を想起するような時代もありましたが、同調査では、色そのものよりも、色の濃淡に対する好き嫌いに、男女差が見られます。

「黒」「紫」「茶色」といった暗い色については、男女ともに嫌いな色と答える傾向がみられます。しかし、「桃色」については、男子が嫌いとするポイント（４３．５％）が、女子のポイント（７．３％）を大きく上回りました。

好きな食べ物・嫌いな食べ物に関して、「好きな食べ物」のトップ３は、おすし（５４．９％）、ラーメン（２９．７％）、カレーライス（２３．９％）であり、「嫌いな食べ物」のトップ３はやき魚（２５．２％）、サラダ（１５．５％）、さしみ（１０．２％）。特に性差は見られませんでした。

好きなスポーツ選手に関しては、女子では断トツで浅田真央選手の人気が高く（４３．７％）、男子はイチロー選手の人気が高い（１３．９％）という結果になりました。

男子の選ぶ「好きな選手」の競技種目は、「サッカー」と「野球」で、８０％以上を超えています。一方で、「好きな選手がいない・特になし」・「知らない・わからない」と回答した小学生が全体の４分の１（２４．９％）となりました。この傾向についての男女差はありません。

小学生の好きなもの、嫌いなものは個人差があります。男女の枠や流行などに惑わされず、本当に好きなものを見つけられるといいですね。

小学生の消費生活等に関する調査｜学研教育総合研究所