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中学校および高等学校の職場体験実施状況を調査~国立教育政策研究所 (2015年12月10日)

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国立教育政策研究所が、全国の国・公・私立中学校及び高等学校を対象に、『平成26年度職場体験・インターンシップ実施状況等調査』を実施し、結果を公表しました。

職場体験・インターンシップの全国的な実施状況の推移を把握するため、学年別、期間別、学科別実施状況や教育課程への位置付けの状況等について、毎年実施している調査です。

調査結果より、公立中学校における職場体験の実施状況は、98.4%となり、昨年度の実施率より0.2ポイント下回り、公立高等学校における「在学中に1回でも体験した生徒の割合」は、昨年度より4.6ポイント上回り、全体で35.0%と過去最高であったことがわかりました。

公立中学校における職場体験の実施状況は、9,630校中9,478校。実施期間については「5日」の実施校の割合が全体の13.5%にとどまり、7年連続減少傾向です。なお、実施日数について、「今後は日数を増やしたい」と回答した割合が5.3%、「そのままでよい」が90.7%で、増加と現状維持を回答した割合は、全体の96.0%でした。「今後は日数を減らしたい」と回答した割合は4.0%。理由は、「事業所から負担が大きいと言われているため」が37.8%、「時間・日数の確保が困難なため」が36.8%でした。

国・私立中学校における実施率は、国立では昨年度より7.8%下回り54.5%、私立では昨年度より0.5ポイント上回り26.3%で過去最高でした。

公立高等学校においては、学年別の体験生徒数は、2年生の割合が高くなっていました。また,体験日数については「2~3日」が50.8%と最も割合が高くなっていました。実施日数について、「今後は日数を増やしたい」と回答した割合は7.9%、「そのままでよい」と回答した割合は90.0%であり,増加と現状維持を回答した割合は全体の97.9%でした。「今後は日数を減らしたい」と回答した割合は2.1%。理由は、「時間・日数の確保が困難なため」が26.8%、「その他」が38.3%で、その内容は「インターンシップを実施している主たる学年以外は負担を減らしたい」といった内容の回答が見られました。

子どもたちが、職場体験の目的をしっかりと理解し、その体験を活かせるように指導すること、そして体験活動のさらなる充実が図られることが望まれますね。


「平成26年度職場体験・インターンシップ実施状況等調査結果」について | 国立教育政策研究所



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投稿者 kksblog : 2015年12月10日 18:24


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