教育家庭新聞社Web

●学習習慣の定着にもひと役～「漢検」の累計合格者が2000万人を突破 (2016年02月16日)

公益財団法人日本漢字能力検定協会が平成4年より主催する漢字の読み書きと運用能力を測定する「日本漢字能力検定（以下、漢検）」の累計合格者が、2000万人を超えました。2000万人を超えたのは、平成27年度第2回の「漢検」においてです。

「漢検」は1級から10級まで12段階の級があり、これまで3歳から102歳までと幅広い年齢の様々な人が受検してきました。年間の志願者数は約215万人(平成26年度)と、国内最大規模の検定のひとつです。平成4年度から平成27年度第2回までの累計合格者数は2022万8741人です。

学校で「漢検」を実施するケースもあり、平成26年度は全国の高等学校の71.6％、中学校の60.1％が「漢検」を実施しているそうです。学校では、主に基礎学力の土台としての漢字能力育成や、進学や就職に役立つ資格取得、検定の合格という目標に向けた学習習慣の定着や、合格による学習意欲の向上を目的として「漢検」に取り組まれています。

« 「知のプロフェッショナル」を育成するための大学院教育改革 | トップページへ 自分らしい高校を選択　定時制・通信制高校の合同説明会＆相談会を大阪で開催～2月21日 »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2016年02月16日 18:13