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評価の高い出前授業を教材化「便利を支える情報システムの秘密」野村総研が無償貸出を開始 (2016年02月17日)

株式会社野村総合研究所(以下、NRI)は、これまで実施した出前授業が高く評価を受けたことを考慮し、中学校の社会科授業向けのNRIオリジナル教材「便利を支える情報システムの秘密」の無償貸出を、本日から全国の中学校に対し開始しました。この教材は、中学校の学習指導要領「社会」の公民的分野における「私たちが生きる現代社会と文化」に沿った内容です。

nomura.pngこの教材は、スーパーマーケットを題材にしており、教員は音声付進行用スライドをパソコンで投影しながら、カードを用いて授業を進めるものです。日常では目に見えない情報システムが、どのように社会を支えて人々の生活を便利にしているのか、またシステムエンジニアの職業観はどういったものなのかを、中学1~2年生がわかりやすく学ぶことができます。2012年の開発以降、NRIグループ社員による出前授業として、首都圏を中心にのべ約30校で実施し、生徒や教員からの高い評価を受けているようです。さらに、経済産業省の「第4回キャリア教育アワード」奨励賞を2013年に受賞し、実施要請が増えてきたことから、今回の貸出を始めることにしたそうです。

教材の特長は「アクティブ・ラーニング」を採用した体験型の学習であることです。生徒がスーパーマーケットの店長になり、売上が伸び悩む売り場にどんな新商品を置くべきかをゲーム形式で考えていきます。チームごとに議論しながら、さまざまな情報の選択・考察・分析に挑戦する過程を通じて、膨大な情報が情報システムによって「自動処理」され、わかりやすく「見える化」されるプロセスを学びながら、情報システムの重要性を実感します。教材を貸し出すにあたり、新たにシステムエンジニアの社員が語る生徒へのメッセージを映像で加えられました。

また、NRIは今秋を目途に、小学校の学習指導要領に合わせた小学5~6年向けの学習教材の貸し出しも予定しています。

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投稿者 kksblog : 2016年02月17日 15:29


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