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全国学力・学習状況調査における中学校の英語の実施について~文科省 (2017年04月03日)

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文部科学省は、全国学力・学習状況調査における中学校の英語の実施に関する最終報告を公表しました。

英語教育改革においては、新学習指導要領の着実な実施を促進するため、生徒の英語力の把握検証などによる、戦略的な英語教育改善の取組の支援を行います。なお生徒の英語力については、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能全てに課題があり、特に「話す」「書く」について課題が大きいことがわかっています。

全国学力・学習状況調査における中学校の英語の実施に関しては、
・生徒一人一人の学力を把握し、生徒自らの学習改善や学習意欲の向上につなげること
・学校の調査結果の分析を踏まえ、学校全体としての指導や評価の改善につなげること
・教育委員会において、教員研修、指導体制の充実等の英語教育施策の改善・充実につなげること
・国において、英語教育施策の改善・充実につなげること
を目的とし、実施によって
・「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」の英語力について、妥当性・信頼性のある測定
・客観的なデータを全ての生徒の学習状況の改善・充実に活用
・学習指導要領の理念に基づき、次期学習指導要領の方向性も踏まえ、「生徒の発信力」等、特に重視される点や身につけるべき力を具体的なメッセージとして発信
効果が期待されます。

調査は、義務教育における生徒に関する学力・学習状況を把握・分析するため、中学校第3学年を対象とし、国語・数学と同一日に実施。ただし、「話すこと」については、別日程で実施を検討しています。平成31年度に実施し、実施頻度は、3年に1度程度です。

英語教育の改善により、生徒の着実な英語力向上につながり、学習指導要領に基づき達成される英語力の目標(中学校卒業段階:英検3級程度以上、高等学校卒業段階:英検準2級程度~2級程度以上)を達成した中高校生の割合50%になることが期待されます。


全国学力・学習状況調査における中学校の英語の実施に関する最終報告 | 文部科学省



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投稿者 kksblog : 2017年04月03日 21:55


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