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英語への高い苦手意識、日常的に英語を活用していないことが明らかに (2017年10月23日)

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インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社が、未成年・成人計10,000名を対象に『英語に関する意識調査』を実施しました。

昨今の日本では、グローバル化への対応が急がれており、 世界で活躍する人材を育成するためにも、国際共通語である英語教育のニーズが高まっています。小学校における英語教育も本格化していますが、今後さらに英語教育の改革・充実が進んでいくと考えられています。こうした英語力教育の高まりを受けて、実際に英語教育に触れてきた15歳~19歳の未成年男女と、20歳~59歳の成人男女の英語に対する意識を探り、その実態を比較するべくアンケート調査が行われました。

まず、英語に対する意識は、「得意」という回答は、未成年:30.8%、成人:13.2%となり、未成年の方が成人より英語を「得意」だと感じている人が多いことがわかりました。一方、英語に対して苦手意識があるかを尋ねたところ、「苦手意識がある」という回答は、未成年:62.4%、成人:67.0%となり、未成年・成人ともに6割超が英語に対して・苦手意識を持っていることがわかりました。

「苦手意識がある」と回答した人が、英語を苦手と感じるようになった時期は、未成年・成人ともに「中学1年」が1位。本格的に英語を学び始める時期に苦手意識が芽生えることが多いようです。英語を苦手と感じる理由については、未成年・成人ともに「英語を使う機会がない」が1位。特に成人は約9割もの回答を集め、利用シーンの少なさが英語の苦手意識につながっていることがうかがえました。

英語に関して、得意とするスキルについては、未成年・成人ともに「リスニング」と「リーディング」に回答が集まり、それぞれ3割を超える結果でした。

実践している英語の勉強方法については、未成年は「学校での授業」が突出する結果に。次いで、「教材を購入して」「英語の歌詞を聴いて」という回答も2~3割に上っていることから、学校での授業以外にも補足的に英語を勉強している人も多いことがわかりました。また、「英語学習アプリを利用」という回答は、未成年が成人を11.1ポイント上回っており、スマートフォンやタブレット端末の普及により英語学習の方法も変化しつつあることがうかがえました。

一週間で英語に触れている時間は、未成年・成人ともに「1時間以下」。成人については8割超で、ほとんどの人が普段英語に触れていないことがわかりました。

未成年・成人ともに、英語に関する苦手意識を持っている人が多く、日常的に英語を活用していないことが明らかに。また、今後はより一層スマートフォンやタブレット端末を利用した英語学習ニーズが拡大していくと考えられます。英語教材やコンテンツの充実を図ることが、今後の日本のさらなるグローバル化に必要なのではないかと思われます。


「英語に関する意識調査」 | GMOリサーチ



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投稿者 kksblog : 2017年10月23日 16:12


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