教育家庭新聞社
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橋本教諭が「手書き採点リンクＣＳ３・０」を使い始めたのは、前任の東京都内の私立中高一貫校に勤務しているときだ。

英語科は小テストの多い科目だ。そこで毎日の小テストや定期テストの採点をもっと手早くできるツールを探していたところ、見つけたのが、自動集計採点ペン「手書き採点リンクＣＳ３・０」だった。

機能を採点に特化しているため、誤動作もほとんどなく、価格も手ごろであることから、問合せ、早速使い始めた。
「採点するだけですぐにテストの採点結果がＰＣに入力されるので、それまで小テストのたびに行っていた、テストの採点→手書きで転記→エクセルへの入力という流れが不要になりました。毎日の小テストの集計がすぐに終わり分析もできるので、校内でもすぐに広がりました」と話す。

「手書き採点リンクＣＳ３・０」では、今マル認識しているのか、△認識しているのかが、採点中に出る音で確認できる。また、教員ごとのマルや△のクセにあわせ、認識率を調整することもできる。当初10台導入された「手書き採点リンクＣＳ３・０」だったが、使い方が簡単なこともあり、さらに追加で10台導入された。小テストや定期テストに加え、入試でも活用が進んだ。
「問題ごとの解答率や正答率がすぐに出せるので、その年の問題傾向を分析しやすく、次年度の問題作成にも役立つ」からだ。採点する人数が多いほど「手書き採点リンクＣＳ３・０」導入のメリットが発揮される。
橋本教諭は本年より中央大学山手女子中学校勤務となり、「手書き採点リンクＣＳ３・０」も前任校同様活用中ということだ。