●「やる気」のある学生と「指導力」のある教員を育成【大手前大学】 (2007年01月11日)
「メンタリング」導入 日本の大学で初の試み
将来の目的や就きたい職業など目標が定まらぬまま大学に入学し、中途で退学したり休学したり、留年したり―ひきこもりやニートなど、教育現場は厳しい状況に直面している。また、少子化による入学希望者減少に伴い、各大学は教育改革と学生確保両面で様々な工夫を強いられている状況だ。そんな中、大手前大学(兵庫県西宮市 川本皓嗣学長)では、入学者を協力に支援する指導方法「メンタリング理論」に基づく教育支援システムを導入すると発表した。
大手前大学は、エール学園グループ(大阪市浪速区 長谷川恵一理事長)の国際メンターシップグラジュエートスクール(大学院大学)およびエール予備校と2007年1月15日より提携、「メンタリング理論」に基づく教育支援システムを導入する。大学4年間を通じた「メンタリング理論」導入は日本の大学で初の試み。
「メンタリング理論」とは1990年代後半より米国の多くの企業や大学で導入され、成果が報告されている指導方法で、心理学的・社会学的側面から1対1で継続的に行う人材育成・支援を行うというもの。大手前大学では4年間を通じ大学教育に「メンタリング」導入をめざす。それに伴い全教員を対象に指導者教育を実施、教育力の向上をはかる。学生のみではなく、教員にも「メンタリング指導者教育」を施すことで、教員への再教育ともなる。また新入生対象のセミナーにメンタリングプログラムを導入したり、学内の学生相談窓口にメンターを設置、4年間を通じて学生の様々な相談に対応する。
大手前大学では2007年度より学部の枠組みを超えてどの科目でも自由に学べる「ユニット自由選択性」を導入。学生主体の大学を目指し大規模な教育改革を開始する。「メンタリング」導入はその一貫となる。また、エール予備校との提携により、基礎学力(英語、日本語、数学、物理)を重視した実践教育や入学前教育を実施、リメディアル教育にも力を入れる。
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投稿者 kksblog : 2007年01月11日 18:03
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