●連載・海外文化交流(4)アートマイルでワクワク・ドキドキ (2007年03月26日)
★受賞おめでとうございます★アートマイルプロジェクトが 文部科学省主催・第7回インターネット活用教育実践コンクールで 『朝日新聞社賞』受賞しました!
ジャパンアートマイル代表 塩飽 隆子
ある小学校の昼休み、6年生の子どもたちは壁画を描くのに順番待ち。本当に描きたかったから、 次の時間まで待てなくて、昼休みに描く順番を決めた。短い休み時間にはできばえを話し合った。 子どもたちは自分たちで企画し計画を立てて壁画制作に取り組み、休み時間も惜しんで、まるで『遊び』のようにワクワクとそれを楽しんだ。 担当教諭は、『子どもが主体的に動く学び』は自分たちの『遊び』の中で作るものであって、 決して号令の後の授業の中で作られるものではないと感じている。「休み時間は彼らにしか動かせない彼らの時間であって、 教師の私にはなかなか動かせないのです。」彼女が最も総合の時間が動いているという実感を持つときは『休み時間』だという。 子どもたちは自分たちのアートマイル壁画が世界で展示されることを楽しみにしている。
▼ どうしてこんなにドキドキするの?
別の小学校では4年生が国語科でアジアの国々について調べた。同じアジアに住んでいる人々が、 貧困、紛争、自然災害などいろいろなことで困っていることを知った。どういう問題があるのだろう?どうすればいいのだろう? 自分たちに何ができるのだろう?問題意識が生まれた。お金を送るとか、食べ物を粗末にしないといった方法もあるけれど、 「壁画でアジアの平和を訴えるという方法もあるよ」という先生の言葉に、「よしやろう!」という声が子どもたちから自然に上がった。だから、 先生が指示をするのではなく、自分たちでどうしたらいいか考えて自分たちで行動することができた。アートマイル壁画は海外でも展示されて、 世界の人々に自分たちのメッセージを伝えられることを子どもたちは知っていた。 世界の人がこの絵を見てくれると思うとドキドキしながら描いた。自分たちで動いたから、完成したときの感動も大きかった。 今年一年の重大ニュースを二つ選ぼうという話し合いでは、アートマイルが全員一致で一番に決まった。「それだけ印象に残ったのだと思う。 まずは『知ること』が大切。そのきっかけがアートマイルだった」と教諭。
▼ 世界につながる夢のあるプロジェクト
今年の海外展示はエジプト。 7月にカイロで開催されるiEARN国際会議で2006年度の作品の中から約10点を展示する。 海外展示を通して世界につながることが児童の意欲付けになっている。「ふるさと」をテーマに取り組んだ子どもたちは、 自分のふるさとを誇りに思う気持ちが強くなっただけでなく、世界にある大切なものを残していきたいという気持ちが芽生えた。海外展示は、 視野が外に向かうと同時に、外から自分を見つめることを可能にしている。2010年は「世紀の大展覧会」を目指す。 夢のあるプロジェクトだ。
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投稿者 kksblog : 2007年03月26日 16:20
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