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足立区は学校の学力テストの成績を予算の傾斜配分に反映させており、学力テストが学校間の「競争道具」となってしまっている感がぬぐえません。

さらに、足立区は学校選択制で、学力テストの学校別の結果は公表されることになっています。つまり、「テストの結果で学校の人気が決まる」という実情があるのです。このため、テストの平均点を上げるため、障害ある子供の結果を採点の対象外にしたと考えられています。もともとは教育指導の参考にすべき学力テストの結果が、違う目的のために使われているということはとても残念なことです。　

子供にとって何が「良い学校」なのか、ペーパーテスト以外のこと（家から近くて通いやすい、知っているお友達がいる、地域・家庭と密着した教育を行っている、等）も考えて学校選びをしたいですね。

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平成19年7月10日大臣会見概要