●人工エネルギー消費を抑えた学校へ エコスクール化への取り組み (2007年08月06日)
エネルギーの利用効率を高めたり、自然エネルギーを積極的に活用した、環境共生型学校施設、エコスクールという取り組みがあります。東京都杉並区では、エコスクールについての検討懇談会を発足して、エコスクール整備の考え方をまとめました。

校庭の緑化に芝生を使う学校も http://eyes-art.com/pic/
区立小中学校の改築、改修にあたって、エコスクール化を進め、環境負荷を小さくすることを目指しています。太陽光発電や地中熱利用、雨水利用などの自然エネルギーを利用する設備を設置するほか、エネルギー効率を良くするための設計、建材へのリサイクル材の利用といったハード面に関する手法がまず頭に浮かびますが、衣服の調節、環境教育、啓発活動といったソフト面の手法も大切です。
学校だけでなく、同時に地域にも良好な環境をつくることで、地域の人々への環境に関する啓発活動になります。校内の緑化にあたって、周辺の生態系に影響をおよぼさないよう、植栽に使う植物の種類にも配慮が必要です。そのためにも、建物の計画のあと、空いたスペースに緑化をおこなうのではなく、計画の段階から緑のボリュームを形成する基盤を確保しておくことが大切になります。
さらに景観のほか、騒音、ほこり、通風など、住宅の多い地域では特に、周辺の生活環境への配慮が重要になってきます。こういった影響を最小限にとどめることを計画に盛り込むことが必要です。地域との関わりとしては、校内の緑地の維持管理を学校と地域が一体となって行っている例があります。緑は身近な環境教育の教材であり、地域のコミュニケーションにも繋がっているわけです。
改築以外の学校でも、屋上や校庭の緑化、ビオトープの設置など、可能な範囲でのエコスクール化が進められています。
地域との繋がりを持つにしても、子どものいない世帯ではなかなか学校へ足を運ぶ機会は少ないと思われます。環境をテーマにした見学会や、選挙などの学校を利用する行事のときに、気軽に見られるような案内板を設置すれば、さらに環境についての啓発が広がりそうです。
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投稿者 kksblog : 2007年08月06日 04:14



