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統計局の中を見学したよ! 「夏休み子ども統計教室」 (2007年09月03日)

総務省統計局・統計研修所では小中学生を対象に、8月22日・23日の両日、独立行政法人統計センターの協力を得て、「夏休み子ども統計教室〜めざせ!データ調べの達人!!〜」を開催しました。これで5回目となるこのプログラム、今回の内容は「子ども統計教室」、「施設内見学」、「統計局長との懇談」でした。

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子ども統計教室の様子


ガイダンスを終えたあと、まずは「こども統計教室」で、統計データの調べ方やグラフなどについて学び、また、データから棒グラフを実際に作ったりしました。子どもたちは、投げ掛けた質問にも元気に答えるなどとても活気があり、集中した授業だったようです。続いて「統計がどのようにして作られているのか」を実際に見るために、庁舎内の見学ツアーに出発しました。

庁舎内では、情報システム室、調査票保管室、製表グループの3箇所をまわりました。情報システム室では、統計調査の調査票を読み込むOCRが稼働している様子、読み取ったデータを集計するホストコンピュータを見学しました。処理する情報量があまりに膨大で、数を言われてもすぐにはピンと来ない人が多かったようです。次に調査票保管室に行きました。ここはOCRで読み込みが終わった調査票を保管する場所です。

製表グループは、ふつうの部屋でたくさんの人が仕事をしている場所でした。見学者が来ることはめったにないので、見学者だけでなく、職員の人たちも緊張していたようです。

急に公務の入った総務局長の代わりに、総務課長との懇談となりました。ふだん小中学生と接することのない課長、最初は緊張していたようですが、時間がたつうちにお互いの緊張も解け、話がはずみました。最後に子ども統計教室参加記念として、参加者全員と総務課長、そして国勢調査のマスコット「センサスくん」と写真撮影をしました。

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センサスくんと記念撮影もしたよ

情報システム室・調査票保管室のどちらの部屋も、プライバシーにかかわる情報が記入されているので、出入りは厳重に管理されています。見学も、あらかじめ申請・登録された参加者でないとできないのです。そういった意味でもこの教室は、とても貴重な体験でした。参加した子どもたちだけでなく、大人も興味深いイベントだったことでしょう。親子で共通の体験ができる、これも夏休みのいいところですね。



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投稿者 kksblog : 2007年09月03日 11:08


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