●高校生の多くは睡眠不足と感じている 児童生徒の生活習慣などに関する調査 (2007年10月11日)
北海道教育委員会では、道内の児童生徒を対象に、ライフスタイル、メンタルヘルスについて調査しました。

Photo by (c)Tomo.Yun
子ども達の生活習慣などの実態を把握し、今後の健康教育の参考にすることを目的として行われたものです。道内の小学校3年生、5年生、中学校2年生、高校2年生を対象に、平成18年11〜12月に実施されました。
睡眠に関する調査では、学年が進むにしたがって、就寝時間が遅く、睡眠不足感を感じているという結果が出ています。寝起きの状況について調べた結果、小学生の約2割、高校生では約4割が「眠くて起きられない」と答えています。全国調査の結果と比較すると、傾向は同じなのですが、全学年において北海道での結果の方が「眠くて起きられない」と
いう回答の比率が高くなっています。
睡眠不足を感じている割合は、小学生は高学年でも3割弱にとどまっていますが、中学生では約半数、高校生になると3分の4が睡眠不足と感じています。その理由について、小学生では「家族みんなの寝る時間が遅い」という理由が多いのですが、学年が上がるごとに「電話やメールをしている」「宿題や勉強をしている」「テレビやゲームをしている」といった、自分の活動が理由になっている場合が多くなっています。
メンタルヘルスに関しては、「心の健康を把握する4指標に関連する自覚症状」「気分の調節不全傾向」について調査されました。「自己効力感」「不安傾向」「行動」「身体的訴え」をみた調査では、「不安」などマイナスの要素が学年が上がるごとに大きくなりました。すべての指標において、全国調査より自覚している点数がやや大きくなりましたが、傾向は似ているようにみられます。一方、「気分の調節不全傾向」の数値が高校生で突出して大きくなり、全国平均のおよそ2倍にもなっています。
成長と共にライフスタイルは変化するものですし、特にやりたいことがたくさんある中高生の時期は、誰しも寝る時間を惜しんで自分の時間を持つものです。ですが無理のある生活は、身体の不調、こころの不調を引き起こしかねません。この調査結果が、子ども達の抱えている問題を拾い上げるきっかけになるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2007年10月11日 06:56



