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日本の学力は世界のどのレベル?日本と海外の15歳、学力比べ (2007年12月06日)

文部科学省は、学力調査の一環としての国際学力調査「PISA」の調査結果を発表しました。

PISA071206.jpg
by buzzybee

PISAとは、参加国が共同で国際的に開発した15歳児を対象とする学習到達度問題のことを指します。2000年に最初の調査が行われ、以後3年ごとのサイクルで実施しています。本調査である2006年版は第3サイクルとして行われた調査でした。

PISAでは、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野について調査をしました。2006年調査では、その中でも科学的リテラシーの問題が3分2を占め、ペーパーテストを用いて、生徒はそれぞれ2時間の調査問題に取り組みました。中には、実生活で遭遇するような状況に関する課題文・図表なども出題されていました。

科学的リテラシーの習熟度レベル別の結果をみてみると、科学的リテラシー全体でレベル6(一番高いレベル)の生徒の割合が最も多いのはニュージーランドとフィンランドで4%、レベル5(次に高いレベル)の生徒の割合が最も多いのはフィンランドで17%でした。日本はそれぞれ3%、12%であり、上位の習熟度レベルに位置する生徒の割合が多い結果となりました。

読解力の習熟度レベル別の結果をみてみると、日本はレベル1未満~レベル2の生徒の割合はOECD平均よりも少なく、レベル3~レベル5の生徒の割合はOECD平均よりも多いという結果になりました。また、日本の生徒の60%はレベル3以上に位置しています。日本以外では、韓国とフィンランドもレベル3以上の生徒の割合が多い結果となりました。

数学的リテラシーの習熟度レベル別の結果をみてみると、レベル5以上の生徒の割合が最も多いのは台湾で32%でした。以下、香港、韓国、フィンランド、スイス、ベルギーと続き、日本は18%で10番目に多いという結果になりました。

生徒の学力水準を高めることに対する保護者の期待について「圧力を常に多くの保護者から受けている」と回答した校長の学校に在籍する生徒の割合は、日本の場合39%であり、OECD平均21%より18ポイント高く、参加国中では4番目に割合が多いという結果になりました。

学力や習熟度レベルの順位だけで、日本をはじめ世界の生徒に対して評価はできません。しかし、このPISAを良い意味で使うことはできるはずです。3年後のPISAでは、今回一番弱かった数学的リテラシーを上げるなど明確な目標をもって、ぜひ高校の先生方には頑張っていただきたいものですね。

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投稿者 kksblog : 2007年12月06日 20:41


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