●話し合いで問題を解決できない子どもが増加?現代っ子のコミュニケーション能力 (2007年12月25日)
栃木県総合教育センターより、「子どもたちのコミュニケーションに関するアンケート調査~集団における望ましい人間関係づくりに関する調査研究~」の調査集計結果速報が発表されました。

調査対象になったのは、小学校4年生と6年生、中学校1年生と3年生、回答した児童生徒の保護者と、その児童生徒が在籍する学校の教員です。今回の調査では、子どもの学校生活のことや子どもたちのコミュニケーション能力などについての結果がまとめられています。
集計結果からわかったことは、小学校段階から子どもたちの人間関係が広がり、徐々に親からの自立意識の高まりがみられ、友達とのコミュニケーションを重視するようになるということです。とくに小学校中学年から高学年の時期の意識の変化が顕著であることがわかりました。
「話し合いで、自分と違う意見を友達から先にいわれたとき、どのようにすることが多いですか?」という質問では、小学校4年生と6年生、中学校1年生と3年生ともに「考えた上で、自分の意見はいわない」の回答数が最も多いという結果になりました。
とくに、小学校6年生、中学校1年生と3年生では、50%以上の生徒が「考えた上で、自分の意見はいわない」と回答しています。この結果から、対話や話し合いを通じて課題を解決しようとする意識は十分に育っていないということがわかりました。
次に「子どもたちのコミュニケーションに関するアンケート調査」では、対象に小学校2年生、高校1年生も新たに加えて調査をしました。「家族と決まりや約束事について話し合う」という意識に関しては、学年が上がるにつれて低くなり、小学2年生では72.2%なのに対し、高校1年生では37.3%となっています。
「教科の学習で、自分の考えをすすんで発言している」という調査に関しては、学年が上がるにしたがって割合が低くなる傾向が見られます。小学校2年生では71.1%に対して、高校1年生になると27.7%まで下がっています。
子どもたち同士のコミュニケーションや家庭でのコミュニケーションに関して、学年が上がるにつれて、あまり積極的になれない子どもが増えてきているようです。これからは、家庭での話し合いを活発にして、身近なルールやマナーについてもっと子どもと話し合う時間をもってみてはいかがでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2007年12月25日 20:38



