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今夜の夕飯の食糧自給率を調べてみよう 「クッキング自給率」 (2008年01月15日)

農林水産省のサイトで、料理に使用される食材とその量から、カロリーベースの食糧自給率を計算することができるソフトがダウンロードできます。

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「食糧自給率」とは、私たちが食べている食料のうち、どのくらいが日本で作られているかという割合のことです。三種類の計算方法がありますが、ここで使われているのはカロリーで計算する方法です。

食料の重さは、米、野菜、魚、どれをとっても重さが異なります。重さが異なる全ての食料を足し合わせ計算するために、その食料に含まれるカロリーを用いて計算した自給率の値を「カロリーベース総合食料自給率」といいます。カロリーベース自給率の場合、牛乳、牛肉、豚肉、鶏肉、卵には、それぞれの飼料自給率がかけられて計算されます。日本のカロリーベース総合食料自給率は40%です。

このほかに、生産量、輸入量の重量で計算する「重量ベース自給率」、価格を用いて計算する「生産額ベース総合食料自給率」があります。これはカロリーは低くても、健康増進に役立つ野菜や果物などの生産が的確に反映されるという特徴があります。日本の平成17年度の生産額ベース総合食料自給率は69%です。

今回紹介するソフト「クッキング自給率」では、指定した料理のカロリーベースの自給率を知ることができます。外食や中食などの参考にできる、そのメニューの国内平均、そして自分で作るオリジナルメニューの自給率が調べられます。

操作は簡単で、国内平均なら調べたいメニューを選ぶだけ。オリジナルメニューの場合は「材料」「産地」などを変更する手順があり、結果に平均的自給率から何%違うかが表示されます。その他「データ詳細」や「解説」などでもっと詳しく知ることができます。

意外なのは、全部「国産」の材料を使っても、自給率100%にはほぼならないこと。国内で生産された食材でも、原材料や生産に使われたものが輸入品であれば、その分が自給率を下げるのです。たとえば100%国産牛肉を使った牛丼でも、その牛を育てる飼料は輸入に頼っていますし、調味料の原料にも輸入品が含まれています。結果、材料が全て国産品の場合でも、自給率は58%と計算されました。

算出のためのデータは、国内の平均を使っているので、たとえ原材料まで国産であるものを選んで使っていても、それは反映されません。しかしそれだけ一般に出回っている商品が、国内でまかなわれているものが少ないと言えるでしょう。去年は食の安全について国内でもさまざまな事柄が明るみに出ました。チラシを見て安いものを探すより、安心して家族に食べさせるものを選んでみませんか。そんな風に食について考えることが、家庭での食育にも繋がっていくはずです。

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投稿者 kksblog : 2008年01月15日 02:17


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