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今春高卒者の就職内定率、男女ともに5年連続上昇 (2008年02月23日)

文部科学省は、来月に高等学校を卒業する予定で、就職を希望する者の就職内定状況を調査し、ホームページにてその調査結果を発表しています。

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by GiniMiniGi

調査は昨年12月末現在における状況をとりまとめたものであり、調査方法は、国立については国立大学法人、公立については各都道府県教育委員会、私立については各都道府県知事部局を通じて行なったものです。

就職内定率は83.8%で、昨年同期の81.5%から2.3ポイント上昇、過去5年連続で上昇していることになります。男女別にみても男子は88.0%、女子は78.4%で、昨年同期と比較すると、男子は1.9ポイント、女子は2.9ポイント、それぞれ上昇しています。

就職内定率を学科別に見ると、「工業」(93.3%)、「情報」(87.1%)、「水産」(86.7%)、「農業」(86.1%)、「商業」(84.5%)、「総合学科」(82.7%)、「家庭」(79.0%)、「福祉」(78.4%)、「普通」(77.3%)、「看護」(49.3%)の順になっています。

卒業予定者約109万3千人のうち、就職希望者は約21万4千人、就職内定者は約17万9千人となっており、就職希望者のうち就職内定に至っていない者は約3万5千人(うち男子約1万5千人、女子約2万人)となっています。就職内定に至っていない者は、都道府県別にみると就職内定率の低い沖縄県(52.5%)、北海道(65.5%)に在住する者が多いことが考えられます。

就職内定率が上昇していることは喜ばしいことですが、例えば沖縄県をみると上昇は0.1ポイント、県内の就職内定にいたっては下降しているといった状況で、景気回復とはいえません。教育も就職も地域格差が縮まる方向にないのは残念なことです。


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平成20年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(平成19年12月末現在)に関する調査について(文部科学省)



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投稿者 kksblog : 2008年02月23日 21:26


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