●ICTゲートウェイ 4月1日本格稼働 期間限定アドレスも (2008年03月10日)
特典や割引きなど登録教委・学校へのサービス内容決まる
授業や校務でのICT活用や教職員のリテラシー向上、ICT環境整備を積極的に支援する初等中等教育機関向けの情報ポータルサイト「ICT活用ゲートウェイ」(運営・ICT教育推進プログラム協議会 会長・独立行政法人メディア教育開発センター理事長・清水康敬氏)が4月1日より、本格的にサービス提供を開始します。

今すぐアクセスできる 期間限定アドレス
ICT教育推進協議会では、教育関係者および企業・団体を対象に教職員権限でコンテンツを活用できる試用IDを発行、実際にICT活用ゲートウェイのコンテンツ内容等を見ることができます。下記にあるIDを入力すれば(パスワード不要)簡単に閲覧可能です。期間限定ですので、まずはお気軽に試用してみてはいかがでしょうか。
▼有効期限:4月8日▼ID:kks0308▼パスワード:入力不要▼URL: http://www.ict-consortium.jp
サービス内容は、国の施策や学校におけるICTの活用事例、eラーニングによる研修教材の提供やクーポンなど。教育委員会及び私立学校を対象としており、登録することでサービスを受けることができます。
本格稼動を前に、同サイトの取組みと具体的なサービスについて、協議会の事務局を務めるマイクロソフト・滝田裕三氏(公共インダストリー統括本部アカデミックプログラムマネージャー)に話を伺いました。
◇ ◇
「『ICT活用ゲートウェイ』は、小坂憲次・元文部科学大臣の発案から発足しました。ICT整備が進む一方で、市町村格差が生じたり、整備したものの活用が進んでいないといった課題を解決することを目的としています」
07年11月の公開から5か月を経て、既に県・市・町などの教育委員会や私立学校などで登録するところがでてきています。県下一斉に県内全市町村学校が参加する教委もあるなど、現場の期待値が高いことがうかがえます。現在検討中の教委や学校法人もあり、今後更に登録・参加は増える見込みです。
4月1日より特典サービス 開始
教育委員会や学校など登録会員に提供される特典サービスは2つ(3月1日現在)。
まず1つ目は「ポイント還元」です。マイクロソフトのスクールアグリーメントの「スクールデスクトップ」(※)購入数に対し、100ライセンスにつき1ポイントを還元するというものです。
ポイントは特典に交換でき、1ポイントなら 「ICTスキルアップオンライン」(eラーニングによる教員向け研修支援プログラム) のID(5ID)と交換可能です。
5ポイントでは「ICTスキルアップオンライン」のテキストを20冊、20ポイントでは集合型研修プログラム「ICTスキルアッププログラム」の研修を1日実施、40ポイントでは4月にマイクロソフトが開催する「イノベーティブ・ティーチャーズ・カンファレンス」ツアーに参加(海外渡航費などマイクロソフト負担)などを予定しています。
「ICTスキルアッププログラム」 と 「ICTスキルアッププログラムオンライン」 は、通常、都道府県や政令指定都市との契約で利用できるプログラムになっています。市町村単位での研修を望む教委にとっては嬉しいサービスでしょう。
具体的な申込みの手順としては、購入予定の1年以内~3か月前までに、協議会のサイト上から購入予定日など必要情報を申請する必要があります。入札の公示がないと回答できない自治体の場合は、公示日の回答も可能とのこと。
ポイントの有効期間について、7月~12月購入の場合は翌年の12月まで、また1月~6月購入の場合は翌年の5月末日までと設定されています。つまり、最長で1年半、最短でも1年間の有効期間が設けられていることになります。
申込は同サイトの本格稼動に合わせて4月1日からスタートします。ポイントの交換は7月1日からを予定。ICT活用ゲートウェイに登録する教育関係者にメリットを感じてもらえるよう、ニーズによってはサービス内容の見直しも検討するようです。
都道府県包括割引とは
2つ目は「都道府県包括割引」です。これは、スクールアグリーメントの「スクールデスクトップ」を5年契約で購入すると、「都道府県包括割引」を適用して特別価格で提供されるというものです。
これまでも、各都道府県下合計2500台以上の導入で割引は適用されていましたが、契約書を一本にまとめる必要があるなど手続きが煩雑な面がありました。同サービスは、そうした煩雑さを省き、より利用しやすくしました。
手順を見ると、まず都道府県の教委に「都道府県包括割引」の登録をします。次に、その傘下にあたる市町村教委がそれぞれ購入予定を回答、その結果、一定期間内にトータル契約数が2500台を超えた場合、一括割引が適用されます。近隣の自治体と購入時期をある期間内に合わせることで、より大きな割引率が適用される仕組みです。
一括購入する際の期間や割引率などマイクロソフト協賛特典の詳細は、協議会のWebあるいはインフォメーションセンターへアクセスしてみてください。
さらに、同サイトでは上記に紹介したマイクロソフト社のサービスのほか、協力企業による各製品購入者に対する特典クーポンも用意されています。
より多くの企業の登録を
現在「ICT活用ゲートウェイ」は、教委や先生方の利用だけでなく、登録企業の募集も行っています。一定の要件を満たす教育製品を提供する企業・団体であれば、ハード・ソフトに関係なく無料で登録(30社まで)することが可能です。
サイトに登録した企業・団体は、自社の製品情報や主催イベントの案内等を 「ICT活用ゲートウェイ」 を通じて発信できるようになります。またサイト内の全体のアクセス数や人気のあるページ情報も提供されるので、教職員が求めている情報や製品を把握することもできます。
企業の参加について滝田氏は「今のところソフトを提供する企業が多くなっていますが、今後はプロジェクターやプリンタなどハードメーカーの方々にも積極的な参加を期待しています」と話しました。
教育の情報化を支えるため、教職員と企業・団体がともに参画して運営するこのポータルサイト。より多くの関係者の登録で、教育の情報化を推進していきたいものですね。
(※)マイクロソフトのライセンスを低価格で購入できるプログラム『スクールアグリーメント』の主要クライアント製品をより安く統合した製品
コンテンツ紹介
「ICT活用ゲートウェイ」に用意されているコンテンツは、学校のICT化や情報教育を推進するキーパーソンによるブログ 「ICTマナブログ」、実際の活用事例や授業案などを集めた 「ICT実践活用術(事例紹介/ICT活用提案)」、教材作りに役立つ 「使えるテンプレート集」など。
事務局はマイクロソフト社が務めていますが、教育委員会や学校、企業・団体など皆が一体となって教育の情報化を盛り上げていくことを目的としていて、同社製品に関係しない情報も提供されています。実際に以下、主なコンテンツを見てみます。
▼ブログ
同協議会のアドバイザーでもある小泉力一氏 (尚美学園大学教授/元都立高教員) と山本朋弘氏 (熊本県立教育センター/元小学校教員) が、授業で役立つICT活用ネタや国の施策など、その時々の話題を更新しています。話題を提供するキーマンについては、今後更に中学校や特別支援教育などで活躍する教職員も登場する予定です。
▼教材用素材
「使えるテンプレート集」では、漢字、星座、豆電球、絵日記、五線譜、年表、算数で使えるグラフや目盛、カットやイラストなどの素材を提供しています。教育委員会向けには、教育用PCや周辺機器の標準仕様に関する情報なども用意。今後、現場の要望に従い充実を目指しています。
▼実践事例
「実践事例」、「授業案」、「小アイディア」、「校務」の4種類。教材づくりの工夫や授業ノウハウの共有が目的。各地で実践を続ける教職員が 「指導計画と教材」、「資料」、「学習指導要領と評価」などの項目について登録・公開、ダウンロードして使用できます。
さらに活用シーンや企業名別に調べることができる 「製品情報」は、同サイトの趣旨に賛同する協力企業が提供します。
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投稿者 kksblog : 2008年03月10日 16:44



