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改めて打ち出された「待機児童ゼロ作戦」厚生労働省より (2008年03月02日)

保育サービスおよび放課後児童クラブを希望する人全員が入所できるよう「新待機児童ゼロ作戦」が厚生労働省から発表されました。

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10年後、希望するすべての人が安心して子どもを預けて働くことができる社会を目指します。

10年後の数値目標は・・・
●保育サービスの提供は、現在20% → 60%
●放課後児童クラブの提供 現在19% → 60%
当面3年を重点期間として取り組みを推進することとされています。

働き方の見直しによる仕事と生活の調和の実現、新たな次世代育成支援の枠組みへの取り組みを両輪に進めていくということです。

いま待機児童が1万8000人弱います。2001年小泉首相時代に打ち出された旧プランでは、待機児童のへの対応を如何にするかということに着目していました。しかし待機児童数は軽減されず、働きたいのに子どもを預けられないというジレンマに母親たちは悩まされています。

保育施設が増えた以上に保育を希望する保護者が多くなったということです。

少子化対策のため育児をしやすい環境づくりをして、男女参画社会をうちだし男女平等をうたい雇用機会均等をいいます。それなら頑張って子どもを育てながら働こうと思ってみても、安心して預けられる場所はない・・・ということでは生むことをためらうのはあたりまえです。

多くの母親は幼い子どもを手元で育てたいと思います。しかし働かなければならない事情、働きたい気持ちを両立させるには、安心して預けることができるのは絶対条件です。

今回の打ち出しは10年後の達成目標ですが、今現在悩んでいる人が1万8000人ほどいるということです。未来に向けて充実することはもちろんですが、今現在を悩んでいる人への救済も併せてすすめてほしいところです。

■関連記事
●【教育ニュース】仕事と子育て、どちらも大事 でも、社会は子育てに対してやさしくない (2008年02月13日)

●【教育ニュース】子育てに優しい社会づくりに向けて (2007年12月06日)


「新待機児童ゼロ作戦」について



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投稿者 kksblog : 2008年03月02日 23:18


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