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平成20年上半期の出会い系サイト関連の事件の被害者数は420人で、そのうち女性は387人（92.1％）でした。また、18歳未満の被害者が356人でそのうち女性が355人となっています。被害者全体の約85％が18歳未満の女子ということになります。中でも、中学生で被害にあったのは113人で、被害者全体の27％を占めています。

これら18歳未満の被害者のうち、出会い系サイトに携帯電話でアクセスした人は、98.3％でした。携帯電話を持つことで、こうした犯罪の被害にあう機会も増えているということでしょうか。

また、18歳未満の女子が被害にあった事件のうち、児童買春及び青少年保護育成条例違反の被害者が84.2％を占めました。

警察庁は、今後の対策として出会い系サイトのサイバーパトロールの強化や、フィルタリングの普及啓発などを行っていく予定です。また、いわゆる出会い系サイトではないサイトを通して児童売春や青少年保護育成条例違反に該当する事件が起きていることから、こうした被害が多く発生しているサイト事業者に自主規制を講じるよう求めていくということです。

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平成20年上半期のいわゆる出会い系サイトに関係した事件の検挙状況について（警察庁）[PDF]