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ドラマで学ぶ情報モラル NTTドコモとメディア教育開発センター共同開発 (2008年10月30日)

独立行政法人メディア教育開発センターと株式会社NTTドコモは、小学生から高校生までの児童生徒が、携帯電話とのつきあい方を考えるための映像教材を、情報モラル教育の指導用教材として開発しました。

この映像教材は、文部科学省が策定した「情報モラル指導モデルカリキュラム表」に対応した全8話のドラマ構成になっており、子ども達の成長段階や指導目標に応じてストーリーを選択できるようになっています。学校での授業の他、教員研修やPTAの学習会などでも活用できます。

内容および対象学年は以下の通りです。
第1話「忘れずにマナーも一緒にケータイしよう」小学校低学年〜中学校
第2話「ケータイのルールを家族で話し合い」小学校低学年〜中学校
第3話「僕たちの個人情報狙われる?」小学校低学年〜高等学校
第4話「言葉にはできない想いを文字にして」小学校高学年〜高等学校
第5話「情報を発信するために守ること」小学校低学年〜高等学校
第6話「情報は信じる前に裏を取れ」小学校中学年〜高等学校
第7話「ケータイで賢く買い物?オークション」小学校高学年〜高等学校
第8話「立ち向かえ!ひきょうな書き込み深まるキズナ」小学校中学年〜高等学校

それぞれのドラマは1本につき5分から10分で、それに2分程度の解説がついています。携帯電話を持つ子どもが増えてきた、コンピュータを使ったコミュニケーションを取り入れた学習を行っている、など、それぞれの背景に合わせて取り上げると効果的です。

この映像教材は今後、実際の授業などで活用し、実用性の検証や内容の改善を行っていきます。さらに授業での始動点火入れや児童生徒用ワークシートなどの補助教材を製作、映像教材とセットの「情報モラル教育キット」を開発し、2009年2月を目途に、全国の小学校・中学校・高等学校などへの無料配布を開始する予定です。

ドラマ形式だと見やすい上、登場人物に感情移入することで「他人事ではない」と感じやすいかもしれませんね。「便利」「楽しい」だけではないケータイの世界、危険もよく知った上で子ども達に渡したいものです。

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投稿者 kksblog : 2008年10月30日 05:48


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