●ノーテレビ・ノーゲームデー、「早寝早起き朝ごはん」運動で青少年の育成を (2008年11月11日)
内閣府より、平成20年度「全国青少年健全育成強調月間」が発表されました。
内閣府は昭和53年度から、青少年育成国民運動の一層の充実と定着を図ることを目的として、毎年11月を「全国青少年健全育成強調月間」と定め、関係省庁や地方公共団体および関係団体の参加を得て、青少年健全育成のための諸事業、諸活動を集中的に実施しています。
平成20年度の重点事項は、1.青少年の社会的自立支援の促進、2.生活習慣の見直しと家庭への支援、3.児童虐待の予防と対応、4.青少年を犯罪や有害環境等から守るための取組の推進の全4つです。
青少年の社会的自立支援の促進としては、青少年の社会的自立に関連する教育、福祉、保健・医療、就労、少年非行関係などの専門機関において関係機関の連携により、支援を必要とする青少年個々の状況に応じた個別的・継続的な相談・支援を効果的に行えるよう、地域における若者支援の体制づくりなどの取り組みを推進することが挙げられています。
具体的には、青少年が、同世代や異世代との多様な人間関係を経験しながら、社会的自立に必要な主体性や協調性などをはぐくむことができるよう、地域などでの多様な活動の機会・情報提供の充実に努め、青少年および地域住民の参加の促進を図っていくそうです。
また、企業においては、仕事を持つ親がその子どもとのかかわりを深めることができるよう配慮するとともに、地域活動への参加を積極的に評価し、その促進に向けて配慮していくという指針になっています。
生活習慣の見直しと家庭への支援としては、テレビ、ゲームなどメディアなどとの過剰な接触時間を見直し(ノーテレビ・ノーゲームデーなど)、家族との直接的コミュニケーション時間を増やすほか、「早寝早起き朝ごはん」運動など青少年が家庭などで日々の生活習慣を見直す取り組みを推進することが挙げられています。
さらに、保護者が家庭の重要性を認識し、家庭でのしつけの在り方や親の役割などについて知ることができるよう情報の提供、広報啓発活動の充実に努めることも重要視されているようです。
この「全国青少年健全育成強調月間」が始まったのを良い機会として、保護者と地域が一体になって子どもたちの環境をより良くしていくための努力をしていくべきではないでしょうか。まずは手始めとして、「ノーテレビ・ノーゲームデー」などを家庭の中で実践してみてはいかがでしょう?
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投稿者 kksblog : 2008年11月11日 19:57