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携帯電話を使う人はそうでない人よりも50%も脳腫瘍になる確率が高い (2009年01月09日)

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Interphoneという国際的な研究プロジェクトが(20090113修正:bemsjさま、ご指摘ありがとうございました)イギリス、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドでおこなった調査で、「10年以上携帯電話を使用している人は腫瘍ができる可能性が40%高い」事実を明らかにしています。

世界13カ国から集めた6400の症例を現在は検証中で2009年には最終結果が出るとされていますが、今回の中間報告で新たに発見した事は、「携帯電話を使う人はそうでない人よりも50%も脳腫瘍になる確率が高い」ということです。

昨年の9月に開催された聴聞会でアルバニー大学健康衛生環境研究所のDavid Carpenter氏は、Interphoneの今回の調査結果は「携帯電話が安全かどうかを決める大きな決着となる」と語っています。

Interphoneの調査結果はこの他にもいろいろあるようですが、全体の母数が足りないので正確な統計としては使えません。一般的に脳腫瘍は10年以上経たないと発症しないのに、他の調査では10年未満のケースを取り上げているためになかなか正確なデータが上がってこないのが現状だということです。

ただし、この調査で定義されている「普通の利用」は、「週1回程度の通話」とのことですから、週1回以上携帯電話を使う人にはあまりアテにならない調査かもしれません。まだ最終報告は発表されていませんが、これからどういった結果が示されるのか注目されるところです。結果次第では、携帯電話を解約する人が増えるかもしれないニュースですね。

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投稿者 kksblog : 2009年01月09日 17:25


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