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平成28年版『諸外国の教育統計』を公表~文部科学省 (2016年12月07日)

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文部科学省は、平成28年版『諸外国の教育統計』を公表しました。

「教育指標の国際比較」の後継資料として、日本、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国の教育状況を統計データによって示したもの。学校系統図と学校統計、私立学校の割合、就学前教育・義務教育後中等教育・高等教育の該当年齢人口と全人口、高等教育在学者の人口千人当たり人数、学部学生に対する大学院学生の比率、大学に学生納付金などを紹介しています。

高等教育在学者の人口千人当たりの人数は、韓国が最も高く、日本が最も低いことがわかりました。

高等教育在学者の人口千人当たりの人数は、韓国が65.0人、アメリカが40.6人、フランスが36.9人、ドイツが32.4人、イギリスが27.3人、中国が24.1人、日本が23.3人です。

大学の納付金を比べてみると、欧米諸国に比べて、日本の大学は高額のようです。日本の公立大学の授業料と入学料の合計の平均は935,578円、私立大学は1,311,644円です。アメリカは州立大学と私立大学で大きく異なっていて、フランスとドイツは入学料と授業料が課せられていません。

日本よりも高額な国もありますが、奨学金制度をみると、日本は日本学生支援機構による無利子と有利子の貸与型の奨学金ですが、諸外国は貸与型だけでなく、給付型の奨学金制度もあります。日本でも給付型奨学金の導入が検討されていますが、高等教育を学ぶ学生を増やすためにも、早く導入するこことが望まれます。


「諸外国の教育統計」平成28(2016)年版 | 文部科学省



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投稿者 kksblog : 2016年12月07日 19:15


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