教育家庭新聞社Web

就職活動の中で、もっとも負担がかかっているのは、エントリーシートの作成と提出です。

エントリーシートは、人物重視の採用を実現するため、2000年以降広く使われるようになり、今では、企業の89％がエントリーシートや履歴書を使った書類選考を実施しています。エントリーシートを使っての就職活動は、学生の75.6％が経験しており、平均22社に提出していることが、わかっています。

自らの魅力を伝えられる大切なエントリーシートですが、実に8割の学生が、作成および提出に負担を感じたと回答しています。手書きであれば、1社当たりおよそ2時間かかっているとされており、多くの時間を費やしていることがわかります。

そこで、リクルートキャリアでは、エントリーシートや履歴書をWeb化することにより、共通化できる部分をあらかじめ登録し、企業に提出できる「OpenES」を開発することとなりました。

この開発により、記入および提出の負担を軽減することにより、できた時間を、企業・業界研究やOBOG訪問、セミナー参加などにあてることができます。また、他者からの紹介文やPR写真など、もっと自分らしさが伝えられるしくみを実現することで、企業と学生の相互理解を深められるように、ということも目的としています。

50社以上ＥＳをかいている学生も増えていることから、基本記載事項を共有しやすい仕組みがあれば、積極的に利用していきたいですね。

自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に～ エントリーシート「OpenES」学生登録開始