●教師の著作権に対する知識不足が生徒にも悪影響を及ぼす (2007年11月06日)
アメリカのオンラインニュース「ars technica」によると、アメリカで教師のほとんどが著作権やフェアユース(著作権者の許諾がなくとも使用をすることを認めているもの)について間違った解釈をしていることがわかりました。
by d_sackvill
最近、アメリカの教師の間で著作権やフェアユースに関する混乱が続いています。アメリカでは、法律でフェアユースが認められていますが、教師のフェアユースや著作権に対する知識不足から、授業や生徒にまで悪影響が及んでしまっています。
Center for Social Media at American Universityがこの件に関して調査をした結果、教師たちのほとんどが著作権法を理解していないことがわかりました。
教師たちは、学校や学区の顧問弁護士の作成したガイドラインに従うか、著作権に関して書かれた教育書だけに頼っているのが現状です。このため、著作権に対して保守的になってしまっています。
実際に、学校である生徒が作ったポップミュージックとニュースクリップを混ぜた作品は、著作権を侵害するという理由で校内放送されませんでした。
教師たちを3つのタイプに分けると、1つ目に、著作権に関してたとえ自分たちが間違っていてもそんなはずはないと考えて、著作権についても学ぼうしない「見ない」タイプ。2つ目に、教室内では生徒の望むことは何でもしてしまう「外とのドアを閉め切ってしまう」タイプ。3つ目に、著作権法に過敏に反応し過ぎる「過敏すぎる」タイプです。
ある教師は、子どもたちの読み書きのためにビートルズなどの歌詞を授業で利用しました。著作権者はここでなんと学校に対して3000ドル(約30万円強)を要求したのです。この結果もたらされたのは、子どもたちにとって良い教材が授業で使えなくなるということでした。
教師たちには著作権に対する何の教育もないために、多くの教師が何の確信もなく経験に頼ってしまっています。これからは教育者に向けて新たな基準書や指導書を作ることを推進して、フェアユースに対してもあいまいな表現をやめるべきだとしています。
アメリカで起こっているこの問題は他人事ではありません。日本の教育現場でも、今から著作権に対するガイドラインを作成し、教師たちに著作権教育をする必要があるのではないでしょうか。子どもたちの良い教材を守るためにもしっかり徹底してほしいですね。
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Teachers' lack of fair use education hinders learning, sets bad example
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投稿者 kksblog : 2007年11月06日 20:18



