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インターネット利用で不安を感じていませんか? (2008年01月31日)

パソコンや携帯電話は、知りたい情報が瞬時にわかり、とても便利な道具ですが、その一方で危険性も高いことを理解されていますか?

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by 坂田 和明

内閣府大臣官房政府広報室が、「インターネット上の安全確保に関する世論調査」を行い、調査結果を公表しました。(調査は、無作為に抽出された、20歳以上の5000人です。)

インターネットの利用頻度については、日常,仕事・私的利用を問わず、どのくらいの頻度でホームページの閲覧や電子メールの送受信といったインターネットを利用しているか聞いたところ、「利用している」と答えた人の割合が44.7%(「ほぼ毎日」27.8%+「1週間に数回程度」9.1%+「1週間に1回程度」3.7%+「1ヶ月に1,2回程度」4.0%)、「ほとんど利用していない」と答えた人の割合が8.0%、「全く利用していない」と答えた人の割合が47.3%となっていました。

便利で楽しいコンテンツもたくさんあるインターネットですが、「不安」に感じている事もあるようですね。インターネットを利用することについて不安はあるかを聞いたところ、「不安がある」とする人の割合が、45.4%(「不安がある」19.6%+「どちらかといえば不安がある」25.8%)、「不安はない」とする人の割合が36.3%(「どちらかといえば不安はない」11.1%+「不安はない」25.2%)となっていました。「わからない」と答えた人の割合は、18.3%でした。不安に感じているのは女性が多く、男性の多くは、不安を感じていないと答える割合が多いという結果でした。

何に対しての不安かと言えば、「コンピュータウイルス感染による個人情報の流出」「暗証番号(パスワード)などを無断で他の人に利用される不正アクセス」「ホームページを閲覧するだけで料金を請求されるなどの架空・不当請求」などが、多い意見でした。ウイルスに関しては、誰しも不安に思うでしょうね、対策用ソフトなどをパソコンに入れている人も多いのではないでしょうか?

出会い系サイトなどへの厳しい意見も様々で、18歳未満の児童が出会い系サイトを利用して被害に遭わないようにするためには、どのような対策が必要と思うか聞いたところ、「児童の利用が出来なくする機器の開発やシステムの技術を促進する」を挙げた人の割合が48.1%と最も高く、「サイトを開設することができる者を制限する」(43.1%)「サイト開設者がおこなうべき被害防止のための措置を強化する」(39.2%)「保護者に対して児童による利用を防止するよう義務づける」(33.5%)などの順となっていました。

フィルタリングサービスに関しては、必要性は感じているものの、まだまだ知らない人が多い結果となっていました。使い方次第で良い物にも悪い物にも代わってしまうインターネットへの接続ですが、正しい知識と理解で、自分の世界を広げてくれる便利なものになるよう活用したいですね。

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投稿者 kksblog : 2008年01月31日 14:18


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