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大学生=Twitterでのオンラインコミュニケーションは有効に働く? (2008年02月05日)

あるアメリカの大学教授は、新しいコミュニケーションツールである「Twitter」をアカデミックに利用する場合の利点をまとめて、ウェブ上に公開しました。

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by ruthiebabe

Twitterとは、「今、何しているの?」という問いに「買い物へ行くところ」などと答えていくことから連鎖で色々な人と会話ができるツールのことです。Twitterのユーザーになると、リアルタイムで世界中の人が投稿したメッセージを読むことができるので、まるでチャットのような感覚で短い文章をやり取りできます。

アメリカの大学教授が実際に講義の中でTwitterを利用してみたところ、多くの面でプラスに働くことがわかりました。最初に教授が気がついたことは、講義中にクラスの中だけではなく外にいる人とも会話が可能だということです。つまり、授業の中で出てきたトピックについてクラス内の生徒と話し合うだけではなく、外の人とも自由に議論を交わすことができるのです。

このことから、生徒が「現実世界」をもっと身近に感じながら授業に参加できるようになったといえると教授は指摘しています。また、普段は週に2回程度の講義でしか会わないようなクラスメイトともTwitterを通じてもっと交流を深めることができ、友情を育みやすくなったといえます。

Twitterを利用すれば、世界のあらゆる国の人とリアルタイムに会話ができるので、世界中で今何が起こっていて、どんなことが話題になっているのかが一目瞭然です。狭くなりがちな視野も、Twitterをうまく利用すれば世界事情を知り、見識を広くすることができることも利点のひとつだと教授は語っています。

そのほかにも、Twitterは140文字しか入力できないことから、生徒は人に伝わる文章を作るにはどうしたらいいのかと工夫をするようになります。教授は、この工夫こそが文章構成能力、また文法力を自動的に引き上げてくれるものであるとしています。

このように、Twitterは工夫次第でアカデミックな世界でも利点を発揮する可能性を秘めていることがわかりました。日本の大学でも、このアメリカの大学の成功例にならってTwitterの有効活用を考えてみても良いかもしれませんね。

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投稿者 kksblog : 2008年02月05日 20:52


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