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ノンフィクション49冊の中に心を打つ作品はあるかな? (2008年04月22日)

東京都の教育委員会では、「東京都子ども読書活動推進計画」の一環として、平成15年度から、毎年東京都子ども読書活動推進資料を発行し、保護者や指導者、中学生等に配布しています。

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今年は、4月23日の「子ども読書の日」にちなんで、東京都子ども読書活動推進資料2007『羅針盤-高校生のためのノンフィクション49冊-』を作成しました。

この小冊子は、高校生に本や読書に対する関心を一層もってもらうため、都内の高等学校1年生に学校を通じて配布します。

最近の子供達は、学年が上がるに連れ、読書への関心が薄れているようで、高校生や大学生達には「ケータイコミック」や「ケータイ小説」などが流行っていますね。ノンフィクションというジャンルへの興味は持っているのでしょうか?

テーマごとにわかれた49冊の本には、「自分をみつめて」と言うテーマの中に、『アンネの日記』(アンネ・フランク著)があります。私も少女時代に読みました。今の女子高生はこの本を読んでどう感じるのでしょう。また「挑む」のテーマで紹介されている本には、2006年、春夏の甲子園で沖縄代表として参加し、大いに高校野球ファンを魅了した『八重山商工野球部物語』(神田憲行著)や『空っぽのスタジアムからの挑戦~日本サッカーをメジャーにした男達~』(平岡昌人著)などのスポーツ系の本も紹介されています。

本は、選ぶ楽しみ、読む姿勢、読んだ後の気持ちなど、人それぞれであって個々の自由です。たまたま手に取った本が、自分の人生観を変えてくれる素晴らしい作品になるかもしれません。新高校1年生には、そんな読書の楽しみを味わって見て欲しいと思います。

東京都立多摩図書館 では、5月2日(金曜日)から6月4日(水曜日)まで、羅針盤にて紹介されている本や、これまで発行した東京都子ども読書活動推進資料で紹介した本の展示を行うそうです。

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投稿者 kksblog : 2008年04月22日 14:01


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