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青少年が利用する学校非公式サイト(匿名掲示板)等に関する調査について~文部科学省 (2008年04月25日)

青少年が利用する学校非公式サイト(匿名掲示板)等についての調査が行われました。

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by Bjgvin Guundsson

この調査は、中高生のインターネットコンテンツ利用の実態(形態・種類や数、書き込み内容や利用方法等)をウェブサイト検索やアンケートにより調査、分析することにより、その実態を把握することを目的として行われたものです。


調査の対象となったのは、学校管理者が公式に運営しているホームページ以外の、中高生が携帯電話やインターネットを通じて閲覧、書き込み、管理運営等を行うことのできる公開型の各種サイトやスレッド(電子掲示板等において、ある特定の話題に関する投稿の集まり)全般についてです。

調査方法は、「学校非公式サイトの利用実態調査(ウェブサイト調査)」と「青少年が利用する学校非公式サイトのウェブサイト数に関する調査」、そして「書き込み内容に関する調査」の3つ、そして、それ以外にアンケート調査も行われました。

「学校非公式サイトの利用実態調査」では、ポータルサイト「全国学校サイトランク」(多数の非公式サイトを地域別等にランキング形式で紹介しているポータルサイト)や、巨大掲示板「2ちゃんねる」などからの探索、個別の学校非公式サイトの管理人や利用者(中高生)から収集した未登録サイトの情報等からの探索が行われました。

「青少年が利用する学校非公式サイトのウェブサイト数に関する調査」では、一般的な青少年が利用する学校非公式サイトのポータルサイトから、サイト数が調査されました。

「書き込み内容に関する調査」では、調査地域を群馬県、兵庫県、静岡県に限定し、青少年が利用する学校非公式サイトに書き込まれた内容について調査されました。

今回の調査により、中・高の学校数に比して相当数の非公式サイトがあり、その9割近くは「2ちゃんねる」など巨大掲示板にスレッドとして掲載されているものだということが、わかりました。

文部科学省では、引き続き学校における情報モラル教育の推進や子ども向けリーフレットの配付などによる啓発活動を推進する必要がある、としています。

掲示板などに書き込むのは、その時の気分で書いてしまったり、相手の表情を見ないで書き込めてしまうので、コミュニケーションの手段としては危険も孕んでいます。そういったことを体感できる伝え方で子どもたちに伝えていきたいものですね。

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投稿者 kksblog : 2008年04月25日 11:24


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