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子どもの生活リズム向上のための調査研究 20年度の事業委託先発表 (2008年08月28日)

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文部科学省の「子どもの生活リズム向上のための調査研究」事業において、平成20年度の調査研究事業の委託先が発表されました。

子どもたちの健やかな成長には、適切な運動、調査の取れた食事、十分な休養・睡眠が大切ですが、最近の子ども達はこういった基本的生活習慣が大きく乱れています。そこで「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進の一環として、地域で子どもの生活リズムを向上させるための様々な活動に取り組む団体・地域を公募・選定し、地域における実践事例の分析や効果等の検証等を行い、その成果を全国に普及するものです。

今回の委託予定先は全国で46地域、小学生などを対象にした調査研究を行う24地域と、乳幼児期の調査研究を行う22地域です。それぞれ対象年齢に応じて、生活リズム向上のための支援活動や睡眠時間の比較調査などを行い、その効果や結果を検証します。

小学生などを対象にしたものは、朝読書・朝学習やあいさつ運動、朝食の摂取向上などが多く取り上げられています。ユニークなものでは、プレーパークを主催している会が、プレーパーク活動を中心とした野外遊び活動により、就寝時間や起床時間が早くなる効果について検証を行うものや、通学合宿で炊事・洗濯・掃除などの共同作業を行うことで、生活リズムの改善を図るものなどがありました。

乳幼児期が対象になっているものは、子ども達の睡眠・覚醒リズムの改善や、保育園や幼稚園に脳科学的な調査カリキュラムを組み込んで、それを元に調査・解析するものがあります。乳幼児期の生活リズムについては、保護者の悩みの一つでもありますが、それに応えられるような支援プログラム、相談会などの実施、保護者の交流会といったことも行われます。

長い夏休みが終わったばかりの9月初旬は、なかなか生活リズムを取り戻すのが難しい頃です。学校と同じように朝読書をしてみる、朝早めの時間に出かける、日中の暑い時間を避けて外遊びをする、など、夜早めにぐっすり眠れるように家族で心がけてみませんか。

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投稿者 kksblog : 2008年08月28日 07:08


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