●8割の中学校・4割の小学校に不登校の子ども 文部省の調査結果速報 (2008年08月22日)

小中学生の不登校の現状についての調査「平成19年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(小中不登校)の、速報値が発表されました。文部科学省のサイトから詳しい結果がダウンロードできます。
不登校児童生徒の人数について、平成3年度からの推移を見ると、平成13年度までは増加し続けていました。その後平成17年度まで減少しましたが、平成18年度、19年度とまた増加しています。この全体の傾向を左右しているのは中学校の不登校生徒数で、小学生も平成3年度から見るとやや増加しているものの、グラフはほとんど平坦になっています。しかし全体の児童生徒数が減少していることを考えると、不登校の児童生徒の割合は徐々に高くなっていると言えそうです。
在籍学校数を見ると、小学校は43.3%、中学校は85.6%と、8割以上の中学校に不登校生徒がいることが分かります。また学年別に見ると、小学校・中学校のいずれも学年が上がるごとに不登校の子どもが増える傾向は同じです。しかしその数は、小学校の1〜6年の合計がおよそ2万4千人に対し、中学校では1年生だけでおよそ2万5千人、その後3年間で増えていき、中学校全体では10万5千人にのぼります。
不登校になったきっかけは、小中学生とも「その他本人に関わる問題」が最も多くなっており、その他には「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が共通して多く、「親子関係をめぐる問題」が小学生で、「学業不振」が中学生で多くなっています。また中学生では「クラブ活動」「学校のきまり等」といった、小学校ではなかった新たな問題がきっかけになったケースもあるようです。
IT等を活用して、自宅で学習活動を行うことで出席扱いにするという方法も実践されています。不登校が継続している理由は、無気力や不安など、子ども自身に原因があるケースが多く、自宅での学習などで自信をつけさせることが、いい結果につながるかもしれませんね。
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「平成19年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(小中不登校)について(8月速報値)
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投稿者 kksblog : 2008年08月22日 07:18



