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小中学校の児童生徒などが対象、子どもの交流体験支援などが増加傾向に (2008年09月04日)

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内閣府政策統括官のウェブページで、「『家族・地域のきずな』を深める先進的取組事例」が公開されました。

同資料は、子育てを支える「家族・地域のきずな」を深めるために住民による自主的な取り組みの促進を図るため、住民が各年代、各分野にわたり主体的に取り組んでいる先進的な取組事例を調査・分析し、事例集を作成し、今後、新たに取り組む住民などへの情報提供に役立てることを目的としています。

都道府県および政令指定都市担当課へのアンケート調査によりさまざまな取り組みが推薦されましたが、それらの活動内容を分析し、何を対象として活動しているかという点から5つに分類しました。その5つとは、「子育て母親支援」「子育て父親支援」「子ども交流体験支援」「まちづくり・地域づくり支援」「住民同士の地域交流支援」です。

基本的な特徴は子どもの成長を支援しようとする動きがあることで、乳幼児のいる母親などへの子育て支援や、小中学校の児童生徒を対象に子どもの交流体験支援などを中心とした家族のきずなづくり、地域住民同士の心のふれあい交流を通して地域づくりを進めようとする活動が多くなっています。

一方、子育て父親支援やまちづくり・地域づくり支援が少ないのは、まだ活動自体が他と比べて少なく、認識されていないことが考えられます。しかし、新たな活動主体が登場している分野なので今後伸びてくることも予想されているそうです。

中高生や大学生、企業などによる新たな活動主体の登場も特徴的です。これまでの取り組み活動の多くはNPOや福祉団体などが中心でしたが、子育てや子ども交流体験などの支援に対しても企業や学生などの参加が見られるようになってきています。また、まちづくりや地域づくり支援に対しても、同様に子どもや学生の参加が見られるようになってきています。

子どもは他の世代よりも地域社会の中で育つべき存在であるからこそ、大人が積極的にこうした地域活動を応援していく姿勢が必要でしょう。何か地域のイベントがあれば、家庭や学校で子どもたちに参加を促すなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

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投稿者 kksblog : 2008年09月04日 22:47


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