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文科省、高校における看護教育の充実に向けた具体的方策を検討 (2008年12月20日)

文部科学省は、高等学校における看護教育の充実に向けた方策を検討する『高等学校の看護教育に関する検討会』における検討結果を公表しました。

『高等学校の看護教育に関する検討会』を設置した背景として、少子高齢化や高度医療の進展、国民の健康へのニーズの多様化など、医療をとりまく情勢が変化する中、看護師に期待される能力が広範で深いものになっており、高等学校における看護教育のさらなる充実が期待されていることがあります。今後の高等学校における看護教育の充実・振興を図るため、全6回にわたって検討が行なわれました。

看護教育の充実に向けた方策を検討する上での論点としては、看護師としての応用・実践的能力の育成、普通教科等の基礎的な知識やコミュニケーション能力の習得等の教育内容・方法の充実、教員の確保および質の向上、実習施設の確保等の教育環境の整備、卒業後の高等教育における学習機会の提供のあり方の改善等が指摘されました。

具体的な方策としては、学校と医療現場の緊密な連携などによる応用・実践的能力の育成やディスカッション型式の授業などによるコミュニケーション能力の育成によって、教育内容や方法を充実させたり、地域社会の理解などによる実習施設の確保などにより、教育の環境整備を行なうことなどが提案されました。

また、今後の展望、検討課題として、看護科専攻の者に大学推薦入学や特別選抜を拡大したり、5年一貫看護師課程の設置などが挙げられています。

医療現場との連携があれば、看護教育が医療現場をとりまく情勢の変化への対応につながるなど、今の医療現場や地域に求められる人材育成になりますし、そして大学推薦などのメリットなどによって看護教育を受ける人材が多く集まってくるなど、看護教育の充実による成果が期待されますね。


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投稿者 kksblog : 2008年12月20日 00:42


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