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実際の改訂については、以下のとおりです。

まず、「領土に関する教育の充実」については、中学校社会の地理的分野、歴史的分野、公民的分野 ・高等学校地理歴史の日本史A、日本史B、地理A、地理B ・高等学校公民の現代社会、政治・経済 について、改訂が行われます。

「自然災害における関係機関の役割等に関する教育の充実」については、 中学校社会の地理的分野・高等学校地理歴史の地理A、地理B について、改訂が行われます。

「領土関係」についての具体的な内容は、以下のとおりです。

まず、北方領土（歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島）について、その位置と範囲を確認させるとともに、 北方領土は我が国の固有の領土であるが、現在ロシア 連邦によって不法に占拠されているため、その返還を 求めていることなどについて、的確に扱われることとなります。

また、韓国と日本の間に、竹島をめぐり主張に相違のあること、尖閣諸島について、解決すべき領有権のあることについても、扱われます。

「自然環境」については、世界的視野から、日本の地形や気候の特色、海洋に囲まれた日本の国土の特色を理解させ、それとともに、国内の地形や気候の特色、自然災害と防災への努力を取り上げた上で、日本の自然環境に関する特色を大観させる意味での改訂となります。

将来を担っていく子どもたちとともに、大人も一緒に今一度正しく学ぶべき問題ですね。

「中学校学習指導要領解説」及び「高等学校学習指導要領解説」の一部改訂について