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携帯電話・スマートフォンを所有する青少年のうち、小学生の4割台半ば、中学生の8割台前半、高校生の9割台後半がインターネットを利用。なお、スマートフォンを所有する青少年のうち、無線LAN回線を利用する割合は、小学生の2割台半ば、中・高校生の6割弱です。利用状況は、中高生では、SNSサイト等やチャット等のコミュニケーション、調べもの、ゲーム及び（音楽や動画等の）閲覧が増加しているようです。

携帯電話・スマートフォンでインターネットを利用している青少年のうち、約4割が2時間以上インターネットを利用。平均時間は約107分です。

フィルタリング等の利用率は、小学生で6割台前半、中学生で6割強、高校生で約5割で、どの学校種においても減少しています。また、携帯電話に比べ、スマートフォンのフィルタリング利用率は低い結果となっています。

パソコンを通じたインターネット利用も常態化。パソコンを使用する青少年のうち、小学生の9割台前半、中学生の9割台半ば、高校生の9割台後半がインターネットを利用しています。また、青少年の８割以上がゲーム機・タブレット型携帯端末・携帯音楽プレイヤーのいずれかを使用。使用する機器におけるインターネット利用は、ゲーム機では3割台後半で、小学生のインターネット利用が増加。タブレット型では7割台前半、携帯音楽プレイヤーでは約3割です。

インターネット接続機器の使い方についての家庭のルールに関しては、青少年の実態と保護者の認識との間にギャップが見られます。何らかのルールを決めているとの回答は、どの学校種でも保護者の回答が青少年の回答を上回っています。

今は青少年のインターネット利用は当たり前。管理の難しいスマートフォン利用の増加に伴い、ますます安全に利用できる環境の整備が求められますね。

平成25年度青少年のインターネット利用環境実態調査 | 内閣府