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「小学校英語活動実施状況調査」及び「英語教育改善実施状況調査」について (2008年01月11日)

文部科学省では、平成15年3月に策定した「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画」において示した各種目標の達成状況を確認するための標記調査を実施しています。

その趣旨は、次のようになっています。

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by Maria Kuroshchepova

経済・社会等のグローバル化が進展する中、子ども達が21世紀を生き抜くためには、国際的共通語となっている『英語』のコミュニケーション能力を身に付けることが必要です。その中で聴取された幅広い意見についても、今後の施策の推進に当たって参考にしながら、新たに行動計画に反映することが適切な事項について修正を加えて、行動計画を策定しこうということです。

平成15年に策定された「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画」については、以下の内容となっています。

今日においては、経済、社会の様々な面でグローバル化が急速に進展し、人の流れ、物の流れだけでなく、情報、資本などの、国境を越えた移動が活発となり、国際的な相互依存関係が深まっています。さらに、地球環境問題をはじめ人類が直面する地球的規模の課題の解決に向け、人類の英知を結集することが求められています。こうした状況の下にあっては、絶えず国際社会を生きるという広い視野とともに、国際的な理解と協調は不可欠となっています。

このような状況の中、英語は、母語の異なる人々の問をつなぐ国際的共通語として最も中心的な役割を果たしており、子どもたちが21世紀を生き抜くためには、国際的共通語としての英語のコミュニケーション能力を身に付けることが不可欠です。

一方では、日本人の多くが「英語力が十分でない」ために、外国人との交流の面で制限を受けたり、適切な評価が得られないといった事態も生じているのが現状です。

このようなことから、英語教育において、カリキュラムの改善だけでなく指導方法の改善、教員の指導力の向上、入学者選抜の改善など、様々な取り組みを同時に行っていかないといけません。

「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画」は、平成15年度の策定から5年後の、平成20年度を目指した英語教育の改善の目標や方向性を明らかにし、その実現のために国として取り組むべき施策を具体的な行動計画としてまとめたものでした。

会話をするということは、表現の方法にも難しいものがあり、まずは慣れていることが大事でしょう。普通に、会話の中に英語の会話が入ってきても平気な子どもたちが、やがて大人になって苦労なくスムーズな英語の会話ができるようになれば、いいのではないでしょうか。

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投稿者 kksblog : 2008年01月11日 00:21


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