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社会のスキル・ツールを教育計画に活かす「社会教育計画策定ハンドブック」 (2012年05月30日)

park_120530.jpg社会教育実践研究センターでは、社会教育関係者が評価を前提とした計画を策定する際に活用できる「社会教育計画策定ハンドブック」を作成しました。これは、行政の効率化などの観点から、教育行政活動に対して、横断的な評価への取り組みが急速に進められているという状況から調査研究を行い、その成果を活かしたものです。

このハンドブックは、現在、地域公共団体の教育行政が直面している課題である「家庭教育支援」や「青少年教育」「高齢者教育」の施策を参考例として取り上げ、社会教育行政に関わる関係者が業務を遂行する上で、実際に活用できるものを目指しています。

ビジネス用語としてよく用いられる「マネジメントサイクル」と呼ばれるものがあります。これは「計画(Plan)」「実行(Do)」「評価(Check)」「改善(Action)」の4つの要素からなるもので、「計画」→「実行」→「評価」→「改善」の順に進み、また「改善」から「計画」へ続く、というサイクルになっています。このような、社会教育計画策定に活用できる、多数の社会的なスキルとツールがハンドブックには示されています。

今回のハンドブックでは、「事業評価フロー図」という新たなツールを開発・提案しています。これは計画した事業を実施することによって生じるさまざまな成果を「事業実績」→「事業の直接的な効果」→「事業目的達成度」として段階的に示すものです。

ハンドブック内の資料は、地域の実情に応じて加工し、すぐに使用できるよう、全文を電子データ(CD-ROM)して巻末に収録されています。また、社会教育実践研究センターのホームページにも全文が掲載される予定です。

評価の予測をすることで、限りある設備や予算、人員を最大限に活用して、目標とする成果により早く近づくことができます。また課題を発見することで新しい目標ができるなど、さらなるブラッシュアップも期待できそうですね。

「社会教育計画策定ハンドブック 計画と評価の実際」を掲載:国立教育政策研究所
「『社会教育計画策定ハンドブック(計画と評価の実際)』の作成について」の報道発表を掲載:国立教育政策研究所



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投稿者 kksblog : 2012年05月30日 17:23


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