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国際地理オリンピックで日本の高校生が銅メダル獲得 (2012年09月06日)

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国際地理オリンピックにて、参加した高校生がメダルを獲得したことがわかりました。

第9回国際地理オリンピックに、4名の高校生が参加し、銅メダルを1名が受賞しています。

国際地理オリンピックは、1966年にオランダにて第1回大会が開催され、以後隔年で開催されており、2012年はドイツ・ケルン大会でした。日本は2008年から組織的な参加を開始し毎年4名の生徒を派遣しています。

国際大会の共通言語は英語。他の科学オリンピックでは、引率者が一旦母国語に訳し、生徒の解答を再び英語に訳すことが認められていますが、地理オリンピックはすべて英語で出題、英語で解答が義務付けられています。語学力は必要ですが、きれいな文章を書くよりも、論理的にまとまりがあり、的確に表現することが求められます。内容としては、地名や世界の諸地域についての知識を多さを競うのではなく、さまざまな地図や資料から「場所」や「地域」を読み解く力や表現する力などを競います。

試験は3種目。地理の総合力を問う「論述」、写真や地図、グラフなどを使って、その読み取りに重点をおいや「マルチメディア」、チェックポイントを回り地理力が試される「フィールドワーク」があります。

英語環境の中で、地理的要素にとどまらずに競った結果の受賞はすばらしいですね。


国際地理オリンピック参加生徒の成績について:文部科学省



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投稿者 kksblog : 2012年09月06日 21:15


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