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新学習指導要領の実施で「教員の多忙化の加速」90.3%、消えぬ不安感 (2012年12月09日)

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Benesse教育研究開発センターは、全国の中学校の主幹教諭・教務主任、理科教員を対象に、学習指導や取り組みの実態、新学習指導要領の先行実施の状況や課題などをたずねるアンケート調査を実施し、「中学校の学習指導に関する実態調査報告書 2012」を公表しています。

今年度、最も顕著な変化がみられたのは公立校の年間授業時数でした。昨年度は新教育課程への移行期間なため、旧標準授業時数(980)を遵守した学校が56~57%。他は新標準授業時数(1015)、あるいは若干プラスする形でした。今年度はすべての中学校が新標準授業時数へ移行しましたが、調査では78~80%でほぼ8割でした。

昨年度の調査では新教育課程への完全移行を目前にして「新学習指導要領の全面実施にあたり、次のことにどれくらい不安を感じるか」を調査しましたが、「とても不安+やや不安」が増大していました。

例えば、「教員の多忙化の加速」は87.4%の高さで、「担当教科による教員間の負担のアンバランス」は83.5%、「人員の不足」は78.6%、「授業時間の確保」は67.6%でした。

今回の調査で「新学習指導要領の全面実施後、次のようなことが課題になっていますか」とたずねたところ、最も高かったのは「教員の多忙化の加速」で「とても課題と感じる+やや課題と感じる」(以下同)は90.3%。次が「授業時間の確保」で83.7%でした。昨年の「不安感」の67.6%に対し高い値になっていることがわかります。

また、同調査で「新学習指導要領の全面実施後の取り組みの変化」についてたずねたところ、「増やす予定」として「言語活動の充実に資する全校的な取り組み」が45.6%、「校内研修」が32.7%となりました。「宿題」「外部人材の活用」「放課後の学習指導」は、17%前後です。

教員の負担が増えすぎない形で、早急に不安を解消する方法を見つけたいですね。

中学校の学習指導に関する実態調査報告書 2012 - Benesse教育研究開発センター



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投稿者 kksblog : 2012年12月09日 16:22


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