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『学校のアレルギー疾患対応におけるヒヤリ・ハット・ヒント事例集』 (2017年05月01日)

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東京都教育委員会は、平成27年度に各区市町村教育委員会に対して、学校におけるアレルギー疾患対応に関する調査を実施し、『学校のアレルギー疾患対応におけるヒヤリ・ハット・ヒント事例集』改訂を行いました。

事例集は、「校内体制について」「給食について」「給食以外の場面」で構成され、それぞれ重要なポイント、解説、ヒヤリハット事例などを掲載しています。

校内体制については、教職員間の情報共有として、定期的な情報共有、給食提供に係る確認体制、担任不在時の体制、緊急時体制整備を挙げています。また、校内研修と緊急時対応訓練、子供・保護者への周知徹底についても解説しています。

給食については、献立作成・給食調理においては、献立作成、食品・原材料、調理関連について、盛付・配膳においては、児童生徒の名前・名札等、配膳車への載せ間違い、アレルギー対応食の配膳・受渡し、教室での配膳について等のヒヤリハット事例を掲載しています。また、給食時間においては、おかわりや給食中の思いがけないヒヤリハット事例も掲載しています。

給食以外の場面については、校外学習・宿泊行事についてや家庭科の調理実習時における事例、そのほか注意する必要がある場面について解説しています。また、食物アレルギーの既往がない児童生徒が給食等で初めて摂取する食材でアレルギーを発症する場合があることも注意しなければなりません。

食物アレルギーについては、様々な事例を参考に、各学校の実情に応じて、対応の工夫が求められます。命にかかわることなので、間違いがないよう、しっかりした体制づくりが大切ですね。


学校における食物アレルギー対応 ヒヤリハット・ヒント事例集 | 東京都教育委員会



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投稿者 kksblog : 2017年05月01日 21:54


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