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タブレット端末を授業で利用しているのは11%、最大の導入ネックは「費用」 (2012年10月04日)

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eラーニング戦略研究所により、全国の小・中・高校、大学教員計100名を対象に、タブレット端末の授業利用に関するアンケート調査が実施されました。

その結果、現在タブレット端末を授業で利用しているのは全体の11%に留まり、その導入ネックとしてコスト面での問題が大きいことが明らかとなりました。最大の導入ネックは「費用」、9割以上が「2万円未満なら導入検討が可能」と答えています。

導入検討が可能な価格帯が前回調査時(2010年)と比べ下がっていることから、タブレット端末の普及によりさらなるコストダウンが期待されているものと推察されます。

一方、タブレット端末に求める機能としては、より効果的な授業運営や生徒一人ひとりへの指導に役立つ「生徒の理解度を可視化する機能」や、調べ学習に必須とされる「Webサイト閲覧機能」に依然として高いニーズがあることが明らかとなりました。

また、「画面共有機能」「ロック・制限機能」 「テスト・クイズ機能」「生徒に応じた学習提供機能」など、教育現場にフィットした+αの機能にも期待感を持っているようです。

今後の課題は「タブレット端末の活用手法の確立」や「教育効果の実証」。具体的な授業モデルや効果実証データが利用拡大に必要不可欠という結果になりました。

タブレット端末の導入に踏み切るにはまだまだ色々な課題があるようですね。

教員のタブレット端末の教育利用に関する定点観測意識調査報告書<2012年> |



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投稿者 kksblog : 2012年10月04日 22:51


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