田園調布学園中等部・高等部は、生徒一人ひとりの非認知スキルを可視化・数値化することで、最適なカリキュラムとコーチングを提供する、生きる力を育む成長型支援サービス「Edv Path(エデュパス)」を導入。2022年4月から中学生を対象に導入を開始する。
■探究学習の評価と生徒育成に向けて「Edv Path」を導入
田園調布学園では2022年4月から探究プログラムがスタートする。従来から行われてきた「協同探求型授業」「教科横断型授業」「土曜プログラム」を深化させ、学年ごとに探究学習を行っていく。こうした中、探究学習の一環でWebアセスメントと探究カリキュラムを導入し、探究学習の評価と生徒育成を促進する形でEdv Futureの「Edv Path」を導入する。
■中等部1年生からEdv Pathのカリキュラムを受講
中等部1年生から「自己理解、クラスメイトを知る(他者理解)、セルフマネジメント」の向上を目指すためにEdv Pathのカリキュラムを受講。今後の探究学習をはじめとする田園調布学園のグランドデザイン達成を支援する。
■課題解決のためのコーチングプランを提供
田園調布学園ではEdv PathによるWebアセスメント機能およびカリキュラムの受講を通じ、生徒の学習意欲向上と探究心・セルフマネジメント力の向上を目指す。また、アセスメントの結果やカリキュラムへの回答から指導上の課題となっている因子を洗い出し、課題解決のためのコーチングプランを提供する。
＜田園調布学園中等部・高等部 入英樹副教頭・教務部長 コメント＞
生徒たちが、これからの人生を自分らしく、豊かに歩んでいくために「情報収集・整理・分析する力、課題を発見・設定する力、対話する力」が必用であると考える。そして、これからの力を養うためには、自分の行いを振り返るなどの自分を高め続ける姿勢が土台になってくる。今回、Edv Futureの力を借り、生徒一人ひとりの非認知能力を可視化・数値化し、さらにデータを蓄積することが可能となるので、生徒たちが自分を振り返る、また自分と向き合うことの大切さを学んでほしいと考える。
＜導入により期待される効果＞
【生徒視点】
1.非認知能力向上により学習への動機付けが強化される
2.カリキュラム受講を通じ、自己理解や他者理解、社会への探究心を育める
3.データに基づいた適切なコーチング・サポートにより、生徒自身のセルフマネジ
メント力を向上して主体的な学習への意欲を育むことができる
【教員視点】
1.田園調布学園で実施している探究プログラムをはじめとした全ての教育活動への
動機付けが再構築され、探究心の育成を援助できる
2.客観的なデータを活用することで、効果的に生徒と向き合う時間の向上へ繋がり、
掲げているディプロマポリシーの実現が見込める
3.データに基づいた具体的で客観的な生徒へのコーチング・サポートを実施する
ことが可能になる。
＜Edv Path概要＞
生きる力を育む成長型支援サービス「Edv Path」は、主体的な学びと自律的な進路選択を実現するため、生徒一人ひとりの非認知スキルを可視化・数値化し、データとして蓄積することで、生徒の成長支援を行い、最適なカリキュラムとコーチングを提供するアカデミックアドバイスソフトウェア。可視化・数値化した生徒の非認知スキルを基に、成長支援を行うための環境作りやカリキュラムを提供する。
