埼玉県教育委員会は8月29日、学力・学習状況調査CBTプレ調査を９月５日に蕨市の公立小中学校全校（小学校7校・中学校3校）で実施すると発表した。
埼玉県は、2024年度の「県学力・学習状況調査」において、現行の紙媒体による調査からタブレット端末等を活用したCBT調査に全面移行することを目指して取組を進めている。
今回のCBTプレ調査では、蕨市の公立小中学校全校で、文部科学省が開発した公的CBTシステム「MEXCBT（メクビット）」を活用した調査方法や、結果返却までの時間短縮に向けた検証等を行う。
CBTプレ調査の対象は小学4年生～中学3年生。教科調査は、国語、算数・数学、英語の３教科で、選択式問題を中心とした一部短答式・記述式問題も出題する。
質問調査では、児童生徒への「学習意欲、学習方法及び生活習慣等に関する事項」、学校・市町村への「学校における教育活動並びに学校及び市町村における教育条件の整備等に関する事項」を実施する。
