さいたま市立大宮国際中等教育学校にて、2020年代を生きる中学生が「自らの生きる選択肢を自ら創っていく」能力を身につけるための、新たなキャリア教育プログラムを開発・実践する。Unicul Laboratoryが支援する。
これまで様々な学校や自治体のニーズにあわせて提供してきた中高生向けキャリア教育プログラム「Queque」のワークショップをアップデート。日頃から探究的な学習に親しみ、将来国際的に活躍することを期待されている同校と実践し、長期的なビジョンの描き方・考え方や、長期的なビジョンを実現するために人生の各ステップで取るアクションの描き方・考え方の定着を目指す。
同プログラムは同校のLDT（Learner Directed Time）の時間に、オンラインで実施予定。社会情勢に応じ、今後オフラインでの実施に切り替える場合もある。対象は2年生の希望者20名程度を予定。初回のワークショップは7月上旬に開催し、その後1か月に1回を目安に複数回実施する。
Unicul Laboratoryとして、学校にオンラインでのワークショップを提供するのは初。同団体は、これを機にオンラインでのキャリア教育のワークショッププログラムの企画・開発を進め、より多くの学校に提供したい考えを示している。
＜Quequeについて＞
Queque（クエクエ）とは、Unicul Laboratoryが独自に開発した「一生使える将来の描き方」を身につけるワークショップ形式のキャリア教育プログラム。内容がそれぞれ独立している3パート・6つのワークショップから成り、各ワークショップは約2時間。
ワークショップの中で自分の将来を考え、進路選択や就職活動、その先でもキャリアの選択を行う際にワークショップで得た考え方を使って自分の納得のいく進路選択が行えるよう、「考え方」を楽しみながら身につけられる設計となっている。
■紹介ページ：http://unicul-lab.net/queque/
＜LDTについて＞
同校で土曜日の隔週で行われる、自分で自分の学習をプロデュースする時間。
大学や研究機関、医師会や経営者協会などの外部団体からテーマの方向性や専門的な内容についてアドバイスを受けたり、3G Project（探究活動の時間）での内容をまとめ、他校生徒や保護者、地域の方々への発表を行ったりしている。
必要性に応じて自分で必要なだけの時間をかけて、自分の知識を豊かにできるのが特長だ。
＜問い合わせ先＞
一般社団法人Unicul Laboratory 大宮国際チーム：info@unicul-lab.net
