全国の6割超の学校HPがセキュリティ対策として、SSL化(HTTPS化)に対応をしていないことが、PLANEdが私立学校2350校を対象に実施した調査から明らかになった。Google Chromeでは「混合コンテンツをブロックする」と発表していることから、SSL化されていない多くの学校サイトが閲覧できなくなる可能性がある。
■学校のセキュリティ対策の甘さが問題に
サイバー攻撃の被害は増加しているが、多くの個人情報を取り扱っている学校は標的にもなりやすく、教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会が2020年に発表した結果によると、学校・教育機関における個人情報漏洩事故の発生人数は114,232人、そのうち95,000人がシステムサーバー管理が原因だった。
■半数以上の学校が「Googleアナリティクス4」への移行が未実施
そこでPLANEdが学校のサイトが安全に運営されているかを含め、急遽サイトの検証を実施したところ、6割超もの学校が、有効なセキュリティ対策の一部であるSSL化に対応をしていない（常時SSL非対応含む）ことが分かった。加えて、「Googleアナリティクス4」への移行未実施の学校が1,339校あり、多くの学校が今後自校ホームページへのアクセス数などが分析できなくなることが判明した。
■個人情報を守るためにも求められるSSL化
SSL化されていない多くの学校サイトが閲覧できなくなり、さらに通信が暗号化されていないため個人情報漏洩などのリスクにも脅かされている。SSL化対応を行わないと学校の信頼度低下にも繋がりかねない。
■安全対策として「SSL化設定代行プラン」を提供
PLANEdはこうした事態を重く受け止め、まだ対策ができていない学校を支援すべく、SSL化対応およびGoogleアナリティクス4への移行を支援するキャンペーンとして「SSL化設定代行プラン」を提供開始する。
＜「SSL化設定代行プラン」＞
内容：SSL証明書取得代行、サーバー設置、SSL反映確認
価格：16,500円（税込） ※SSL証明書の取得費用実費を除く
問合せ：株式会社PLANEd 担当：長畑（ナガハタ） 050-3395-9140
■アクセス解析の無償サービスが2023年7月1日終了
また、Googleでは「Universal Analytics（UA）」計測終了のアナウンスを実施。無償版の計測終了日は2023年7月1日までとなり、継続してアクセス解析を望む場合は、新バージョンの「Googleアナリティクス4」への移行手続きが急務となる。このまま移行手続きを実施しないと、サイトへの訪問数が確認できなくなる他、過去のデータを遡って参照もできなくなる。そこで、PLANEdでは「GA4設定代行プラン」の提供を開始した。
＜「GA4設定代行プラン」＞
内容：GA4アカウント（プロパティ）の作成、HPへコード設置、データ取得検証、
HPのGoogle Analytics用コード調査
価格：49,500円（税込）
問合せ：株式会社PLANEd 担当：長畑（ナガハタ）050-3395-9140
